【資金計画・ビジネスプランの作成】セラピスト開業成功の必須ステップ

リラクノウハウ

サロンを開業するなら、まずやるべきことは「資金計画」と「ビジネスプラン」の作成です。
なぜなら、夢や情熱だけでは経営は続かず、数字で裏付けられた計画があることで初めて、安定した集客・売上・生活につながるからです。

なぜ資金計画とビジネスプランが必要なのか?

  1. 資金繰りの不安を回避できる
    開業直後は売上が安定しにくいため、資金計画がなければ数か月で資金ショートしてしまうリスクがあります。
  2. 銀行融資や補助金の審査に通りやすい
    融資担当者は「返済能力があるか」を数字で判断します。計画がなければ通りません。
  3. サロンの方向性が明確になる
    誰に向けたサロンなのか、どんなサービスを提供するのかが明確になり、迷わず行動できます。
  4. 収支予測で売上の目安がわかる
    どれくらい集客すれば黒字化できるかがわかり、毎月の目標が立てやすくなります。
  5. リスクを事前に想定できる
    「最悪のケース」を計算に入れておくことで、備えができ、精神的な安心感にもつながります。

資金計画の立て方

初期費用の例

  • 内装工事費:150万円
  • ベッド・タオル・機器:80万円
  • 広告宣伝費:40万円
  • その他(保険・許可申請など):30万円
    合計:300万円

運転資金の例(6か月分)

  • 家賃:10万円 × 6か月 = 60万円
  • 光熱費・消耗品:5万円 × 6か月 = 30万円
  • 材料費:5万円 × 6か月 = 30万円
  • 雑費:5万円 × 6か月 = 30万円
    合計:150万円

👉 必要資金総額=450万円
(自己資金200万円+融資250万円でカバー)

ビジネスプランの作成例

  • サロンコンセプト:「30代女性向け 小顔矯正×リラクゼーション」
  • メニューと価格帯:1回6,000円〜
  • ターゲット:美容や癒しを求める働く女性
  • 集客方法:SNS発信・Googleマップ・ホットペッパー
  • 月間売上予測:平均単価6,000円 × 月100人 = 60万円
  • 損益分岐点:固定費35万円 → 月60人来店で黒字化

補助金・融資の活用例

迷子ちゃん
迷子ちゃん

こんなに資金が必要なんだ…

りっちゃん
りっちゃん

こういう制度もあるよ!
検討してみてね

  • 小規模事業者持続化補助金
    チラシ・ホームページ・内装費の一部が補助される。
  • 日本政策金融公庫の融資
    開業資金を比較的低金利で借りられる。

👉 計画を数字で示すことで、こうした制度の審査にも通りやすくなります。

まとめ

セラピストが開業して成功するためには、 「夢」だけでなく「数字」で裏付けること が欠かせません。
資金計画とビジネスプランを明確にすることで、不安を最小限に抑え、安心して集客や施術に集中できるサロン経営が実現します。

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