備品は“未来の安心”より、“今の行動”に投資する
開業前の準備でつまずきがちなのが「備品の買いすぎ」。
タオル、オイル、シーツ、加湿器、ディフューザー……。
「あとで使うかも」「いつか必要になるかも」と、つい多めに揃えたくなりますよね。
でも、開業初期に本当に必要なのは『行動を止めないお金』です。
備品を買いすぎると、気づかないうちに“現金が棚で眠ってしまう”んです。
備品は「安心感の幻」を生む

人は開業準備中、“揃えること=安心”と錯覚しやすくなります。
「これさえ買えば、完璧なサロンになれる」と思ってしまうのは、
不安を“モノで埋めようとする”心理なんです。
でも、実際に営業を始めると——
迷子ちゃんタオルウォーマー2台もいらなかったな・・・



将来の忙しさを想像して買い過ぎてしまうパターンですね
「眠るお金」は経営の血流を止める
たとえば、開業資金100万円のうち30万円を備品に使ってしまったとします。
そのうち10万円分が実際には“使われていない在庫”だったとしたら、
それは10万円が棚で眠っている状態です。
その10万円があれば——
・チラシを作れた
・広告に出せた
・ホームページを整えられた
・もう1ヶ月、家賃の余裕を持てた



「お金の流れ=サロンの血流」なんです
流れを止めずに残すことが、経営を長く続けるコツです
「3ヶ月ルール」で必要量を見極める


ここでおすすめしたいのが、
『3ヶ月で使い切る分だけ買う』というルール。
具体的に
- タオル:1日3人施術×3ヶ月分(約270枚が理想量)
- アロマ:メインの香り+予備1種類(合計2本で十分)
- シーツ:洗い替え含めて3セットあればOK
中古・レンタルで「経験を買う」
新品にこだわらなくても、品質の良い中古備品はたくさんあります。
特に最初は「本当に使いやすい機能がどれか」を知るために、
“お試し期間”としてレンタルを活用するのが賢い方法です。
たとえば:
- タオルウォーマー → 業務用中古サイトで半額以下
- スチーマー → レンタル1ヶ月プランで実使用確認
- ベッド → 開業初期は折りたたみ式で十分
棚に「余白」を残すサロンは成長できる
備品を“詰め込まない棚”には、自然と余白が生まれます。
その余白は、「判断の余地」や「成長のスペース」でもあるんです。
お客様の声、季節の変化、メニューの見直し。
これらに合わせて柔軟に変化できるサロンこそ、息の長いお店になります。



開業初期に大事なことはお金を”使う”より”残す”ことにあります
まとめ
備品は“成長に合わせて増やす”に限る。
開業初期は、完璧を目指すより“余白を残す”ほうがうまくいきます。
サロンが育つにつれて、お客様の層やメニューが変わり、必要な備品も変化していくからです。
「今の自分に必要な分」だけを持つこと。
それが、ムダを減らし、黒字化を早める秘訣です。










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