迷子ちゃんレンタルサロンって、本当に儲かるのかな…
そんな不安を、心のどこかで感じている方も多いのではないでしょうか。
初期費用がほとんどかからず、すぐに始められるレンタルサロン。
一方で、
「思ったより稼げない」
「不安定で将来が見えない」
と感じてしまうセラピストがいるのも事実です。
結論からお伝えすると、レンタルサロンは“やり方次第”で、十分に儲かります。
ただし、なんとなく開業して、施術だけをがんばる経営では、長く続けることはできません。
私自身、最初から店舗を持ったわけではなく、レンタルサロンからスタートしました。
不安定だった時期もありましたが、数字と向き合い、集客とリピートの仕組みを整えたことで、
レンタルサロンでも「生活できる状態」まで安定させることができました。
レンタルサロンで安定している人には、共通点があります。
- 開業前に数字を考えている
- 集客を「仕組み」で整えている
- 施術者ではなく「経営者」の視点を持っている
ということ。
- レンタルサロンは本当に儲かるのか?
- 開業前に知っておきたい現実
- 長く続くレンタルサロン経営の考え方
個人サロン目線でわかりやすく解説します



いつかは自分のサロンを持ちたい
でも、いきなり店舗を構えるのは不安
そんな方にとって、レンタルサロンが遠回りではなく、いちばん堅実なスタートになる理由をお伝えします。
レンタルサロンは儲かる?
「レンタルサロン=気軽に始められる」
そんなイメージを持つ人は多いですが、本当に知りたいのは“続けていける収入になるのかどうか”ですよね。
結論から言うと、レンタルサロンは、やり方さえ間違えなければ十分に儲かります。
むしろ、いきなり店舗を構えるよりも、黒字化しやすく、経営の土台を作りやすい働き方だと感じています。
なぜなら、レンタルサロンは
- 家賃や光熱費などの固定費がほぼかからない
- 赤字になるリスクが小さい
- 売上=自分の行動量として把握しやすい
という特徴があるからです。
私自身も、最初は「本当に生活できるのかな…」という不安を抱えながらのスタートでした。
ですが、
「いくら売れば生活できるのか」
「そのために月に何人来てもらえばいいのか」
を一つずつ整理していったことで、レンタルサロンでも安定した状態を作ることができました。
- レンタルサロンはなぜ儲かるのか
- 儲かる人と儲からない人の違い
- 現実的な収入イメージ



感覚ではなく“数字”ベースでお伝えしていきます。


レンタルサロンは低リスクで利益を出しやすい
レンタルサロンが「儲かりやすい」と言われる一番の理由は、リスクがとても小さいことにあります。
店舗を構える場合、家賃・光熱費・内装費・備品・広告費など、毎月何もしなくても出ていく固定費がかかります。
この固定費が高いほど、「まずは赤字を埋めるための売上」が必要になり、精神的なプレッシャーも大きくなってしまいます。
一方、レンタルサロンの場合は、かかる費用の多くが使った分だけの変動費です。
予約が入らなければ、支払いもほぼ発生しません。
つまり、売上=ほぼ利益に近い形で積み上がるという、個人セラピストにとって非常にありがたい構造なのです。
たとえば、1枠○円のレンタル代があったとしても、
施術料金をきちんと設計していれば、1人施術するごとに利益が残る状態を作ることができます。
私自身も、「いくら稼げばいいのかわからない」状態から、最低限必要な生活費 → 月の目標売上 → 必要な来客数という順番で整理していきました。
すると、
「無理な人数をこなさなくてもいい」
「がむしゃらに働かなくていい」
という現実的な経営が見えてきます。
レンタルサロンは、大きく当てるための場所ではなく、確実に積み上げるための場所。
だからこそ、低リスクで、利益を出しやすいのです。
実際どれくらい儲かる?月収の目安
レンタルサロンで気になるのは、「頑張ったらいくら稼げるのか」よりも、
「無理なく続けて、どれくらい手元に残るのか」ではないでしょうか。
ここでは、よくあるレンタルサロン利用を想定して、現実的な月収イメージを見ていきます。
たとえば、
- 施術単価:8,000円
- 月の施術人数:40人(週10人ペース)
とすると、月の売上は 約32万円 です。
そこからかかる主な経費は、
- レンタルサロン代
- 消耗品(オイル・タオル等)
- 予約・集客ツール代
これらを差し引いても、20万円前後が手元に残るケースは珍しくありません。
さらに、
- 単価を少し上げる
- リピート率を上げる
- 月の施術人数を50人程度に増やす
といった調整をするだけで、収入は段階的に伸ばしていくことができます。
大切なのは、「たくさん施術すること」ではなく、一人あたりの価値をきちんと届けること。
レンタルサロンは固定費が低いため、売上がそのまま生活の安定に直結しやすい働き方です。
だからこそ、
「まずは生活できるラインを作る」
「無理なく続けられる働き方を整える」
という目的には、とても相性がいいと言えるでしょう。
それなのに「儲からない」と言われる理由
レンタルサロンは「儲かる」と言われる一方で、
「思ったより稼げなかった」
「続けられなかった」
と感じる人がいるのも事実です。
でもそれは、レンタルサロンという形態が悪いわけではありません。
多くの場合、“始め方”と“考え方”が合っていないだけなのです。
まず多いのが、料金をなんとなくで決めてしまっているケース。
「周りがこのくらいだから」
「高いと思われたくないから」
と決めた価格では、施術を重ねても生活に必要な金額に届かなくなってしまいます。
次に多いのが、集客を運やタイミングに任せてしまうこと。
「インスタを更新していればいつか来るはず」
「紹介が増えたらいいな」
この状態では、月ごとの売上が安定せず、不安ばかりが大きくなってしまいます。
そしてもうひとつ大きいのが、数字を見ていないこと。
- 今月いくら売れたのか
- 経費はいくらかかっているのか
- あと何人来てもらえれば生活できるのか
これが見えていないと、がんばっているのに「うまくいっていない気持ち」だけが残ります。
レンタルサロンで儲からない人の多くは、努力が足りないのではありません。
経営の視点を、まだ教わっていないだけです。
このあとお伝えする内容を知っていけば、
「なぜ不安だったのか」
「何を整えればよかったのか」
が、きっとクリアになっていきます。
レンタルサロン開業で失敗しないために
レンタルサロンで「思ったより稼げない」「続けられなかった」と感じる人の多くは、
開業後に大きな失敗をしたというより、最初の準備が少し足りなかっただけというケースがほとんどです。
レンタルサロンは、始めやすい反面、「とりあえずやってみよう」でスタートしやすい働き方でもあります。
ですが、準備をしないまま走り出してしまうと、不安定な状態が続き、途中で苦しくなってしまいます。
逆に言えば、開業前に押さえるポイントさえ知っていれば、失敗の確率は大きく下げられます。
大切なのは、
- 技術を磨くこと
- 場所を探すこと
だけではありません。
「いくらあれば生活できるのか」
「どんなお客様に、どんな価値を届けたいのか」
「どうやって予約が入る流れを作るのか」
こうした経営の土台を、開業前にほんの少し整えておくだけで、レンタルサロンは“不安な働き方”から“安定して続けられる働き方”へと変わっていきます。
この章では、レンタルサロン開業でつまずきやすいポイントを踏まえながら、失敗しないために最低限やっておきたいことを、順番にお伝えしていきます。
① コンセプトとメニューを決める
レンタルサロン開業で最初につまずきやすいのが、「何を売っているサロンなのかが、はっきりしていない」状態です。
開業前はどうしても、
「いろんな人に来てほしい」
「せっかく学んだ技術を全部使いたい」
という気持ちが先に立ちがちです。
でも実は、メニューが多いほど、選ばれにくくなるという落とし穴があります。
レンタルサロンは、限られた時間・限られた枠で売上を作る働き方。
だからこそ、「誰の、どんな悩みを解決するサロンなのか」を最初に決めておくことがとても大切です。
・疲れが抜けない30〜40代女性
・慢性的な肩こり・頭の重さに悩む人
・忙しくてメンテナンスが後回しになりがちな人
など、対象を少し絞るだけで、メニューも価格も決めやすくなります。
そしてメニューは、“主役となる1メニュー”を決めること。
そこに、時間延長やオプションを組み合わせる形がおすすめです。
こうすることで、
- 価格に迷われにくい
- 単価が安定しやすい
- 施術の流れが整う
というメリットがあります。
レンタルサロンは、「技術をたくさん見せる場所」ではなく、価値をわかりやすく伝える場所。
コンセプトとメニューが決まると、このあとに続く「料金設定」「集客」「リピート」すべてが、驚くほどスムーズになります。
② 数字を先に決めておく
レンタルサロン開業で不安を感じやすい一番の理由は、「どこを目指せばいいのかわからない」状態のまま始めてしまうことです。
逆に言えば、数字が見えていれば、必要以上に焦ることはなくなります。
まず考えておきたいのは、「月にいくらあれば生活できるのか」という最低ライン。
ここでは理想ではなく、家賃・生活費・将来のための余白を含めた
現実的な金額を出しておくことが大切です。
次に、その金額を「売上」に落とし込み、
さらに「施術人数」に分解します。
たとえば、月に25万円が必要で、
施術単価が8,000円なら、必要な施術人数は月に約32人。
週にすると、8人程度です。



こうして数字にしてみると、
「思っていたより現実的かも」と感じる方も多いはずです。
「今月はまず10人」
「来月は15人」
と、段階的に目標を置いていくことで、プレッシャーなく積み上げていけます。
レンタルサロンは、固定費が低い分、少しずつ伸ばしていける経営がしやすい働き方です。
数字を先に決めておくだけで、行動がブレにくくなり、「不安だから動けない」状態から抜け出せます。
③ 集客の入り口を用意する
レンタルサロンで不安定になりやすい原因のひとつが、「予約が入るかどうかが読めない」状態です。
これは、技術や人柄の問題ではなく、集客の入り口が整っていないだけというケースがほとんどです。
開業したばかりの頃は、「知ってもらえれば、きっと来てくれるはず」と思いがちですが、
お客様からすると、「どうやって予約すればいいのか分からない」という壁が必ずあります。
最低限、次の3つが揃っていれば十分です。
- 知ってもらう場所(Instagramなど)
- 信頼してもらう場所(投稿・プロフィール・想い)
- 予約する場所(LINE・予約フォーム)
これらがつながっていないと、せっかく興味を持ってもらっても、予約に進んでもらえません。
特にレンタルサロンの場合、リピートが安定のカギになります。
そのためには、一度来てくれたお客様とつながり続けられる入口を持つことが重要です。



私自身も、集客を「がんばるもの」から「整えて回すもの」に変えたことで、予約の波に振り回されなくなりました。
集客は、才能やセンスではありません。
入り口を用意するかどうか、それだけです。
レンタルサロン経営で失敗しない考え方
レンタルサロンは、始めること自体はとても簡単です。
ですが、続けられるかどうかは、考え方で大きく差が出ます。
「予約が入らない」
「不安定で気持ちが落ち着かない」
と感じてしまう人ほど、施術者としてはとても真面目で、一生懸命な方が多い印象です。
それでも経営がうまくいかないのは、努力が足りないからではありません。
“経営として見る視点”を持てていないだけなのです。
レンタルサロン経営で大切なのは、
- 施術だけで完結させないこと
- 感覚ではなく、仕組みで回すこと
- 短期ではなく、継続を前提に考えること
レンタルサロンは、一気に大きく稼ぐための場所ではなく、安定した土台を作るための働き方です。
目の前のお客様を大切にしながら、数字と向き合い、少しずつ整えていく。
このあとの章では、レンタルサロン経営で特に意識しておきたい考え方のポイントを、順番にお伝えしていきます。
リピートを前提にした経営
レンタルサロン経営で安定するかどうかは、新規集客が多いかどうかでは決まりません。
実は、リピートを前提に考えているかどうかで決まります。
新規のお客様を毎月追い続ける経営は、どうしても不安定になりがちです。
集客が止まった瞬間に、売上も一気に落ちてしまうからです。
一方で、リピートを前提にしているサロンは、月の予約数がある程度読めるため、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。
ここで大切なのは、「また来てください」とお願いすることではありません。
- なぜ、また来たほうがいいのか
- どれくらいのペースで通うと楽になるのか
- 今の状態をどう維持・改善できるのか
これを、プロとしてきちんと伝えてあげることです。
リピートが自然に生まれるサロンは、施術後に「次どうするか」が曖昧になっていません。
次回の目安や、その人に合った通い方が、さりげなく提示されています。



私自身も、リピートを意識するようになってから、
「毎月ゼロから集客する」状態から抜け出すことができました。
レンタルサロンは、枠が限られている働き方だからこそ、一度ご縁をいただいたお客様を大切にする経営が何よりも安定につながります。
「たくさん集める」よりも、「続いてくれる人を増やす」。
この視点が、レンタルサロン経営を失敗させない大きなポイントです。
施術+数字+仕組みで考える
レンタルサロン経営が安定しないとき、多くの人は
「もっと技術を磨かなきゃ」
「もっとがんばらなきゃ」
と、施術だけに意識が向きがちです。
もちろん、技術はとても大切です。
ですが、施術だけでは経営は安定しません。
レンタルサロンで失敗しないために必要なのは、
施術・数字・仕組みの3つをセットで考えることです。
まず「施術」は、お客様に満足してもらうための土台。
これは、すでに多くのセラピストさんが真剣に向き合っています。
次に「数字」。
- 月の売上はいくらか
- 何人来てもらえれば安定するのか
- 今月はあと何枠必要なのか
これが見えているだけで、不安や焦りは大きく減ります。
そして最後が「仕組み」。
- 予約が入る流れ
- リピートにつながる導線
- 自分が疲れ切らない働き方
これらを毎回がんばらなくても回る形にしておくことが重要です。
この3つのうち、どれかひとつが欠けると、経営は不安定になります。
逆に言えば、すべてが完璧でなくても、少しずつ整えていくだけで、レンタルサロンは安定していきます。
レンタルサロンは、「センスがある人」だけがうまくいく場所ではありません。
整え方を知っている人が、続けられる場所です。
店舗を持つかどうかの判断軸
レンタルサロンを続けていると、「そろそろ自分の店舗を持ったほうがいいのかな」と考える瞬間が、必ずやってきます。
周りの開業報告を見たり、「店舗を持つ=成功」というイメージに触れると、つい焦ってしまいますよね。
でも、店舗を持つことがゴールではありません。
大切なのは、“持っても大丈夫な状態かどうか”です。
判断のひとつの目安は、レンタルサロンで
- 毎月の売上が安定している
- リピートのお客様が継続している
- 集客を仕組みで回せている
この3つが揃っているかどうか。
これが整っていないまま店舗を持つと、家賃や固定費がプレッシャーになり、気持ちも経営も苦しくなってしまいます。
逆に、レンタルサロンの段階で
「この人数が来てくれれば生活できる」
「この流れなら予約が入る」
という感覚が持てていれば、店舗を持つ・持たないの判断は、とても冷静にできるようになります。
実際、レンタルサロンのまま無理なく安定して続けている人もいますし、ベストなタイミングで店舗に進み、うまくいく人もいます。



大切なのは、周りのスピードではなく、自分の数字を見ること。
レンタルサロンは、店舗を持つための“通過点”でもあり、そのまま続けるという“選択肢”でもあります。
焦らず、整えてから選ぶ。
それが、後悔しない判断軸です。
レンタルサロンはこんな人におすすめ
ここまで読んでみて、
「レンタルサロン、気になるけど…私に向いているのかな」
と感じている方もいるかもしれません。
レンタルサロンは、誰にとっても万能な働き方ではありません。
だからこそ、向いている人の特徴を知っておくことが大切です。
いきなり店舗を持つことに不安がある人
家賃や固定費を背負う前に、まずは小さく始めたい。
そんな人にとって、レンタルサロンはリスクを抑えながら経験を積める選択肢です。
技術には自信があるけれど、経営はこれからの人
施術は好き。
でも、数字や集客は正直よくわからない。
レンタルサロンは、実践しながら経営を学べる場所でもあります。
小さな失敗をしながら整えていけるのは、大きなメリットです。
自分のペースで長く続けたい人
「とにかく忙しくなりたい」よりも、「無理なく、ちゃんと続けたい」
そう考えている人には、レンタルサロンの働き方はとても相性がいいです。
将来、店舗を持つかどうか迷っている人
今はまだ決めきれない。
でも、選択肢は残しておきたい。
レンタルサロンは、進む・進まないを後から選べる働き方です。
だからこそ、焦らずに判断できます。
まずは「生活できる状態」を作りたい人
夢や理想よりも、まずは現実を安定させたい。
レンタルサロンは、生活の土台を作るための現実的な一歩として、とても優秀な選択肢です。
まとめ
レンタルサロンは、「簡単に稼げる方法」ではありません。
でも、きちんと考えて取り組めば、失敗しにくい経営の入口であることは確かです。
固定費が低く、小さく始められるからこそ、数字と向き合いながら、自分に合った働き方を整えていくことができます。
- コンセプトとメニューを決める
- 必要な数字を先に把握する
- 集客とリピートを仕組みで整える
この順番を意識するだけで、レンタルサロンは「不安定な働き方」から「続けられる経営」へと変わっていきます。
店舗を持つかどうかも、急いで決める必要はありません。
レンタルサロンで整えた経験は、そのまま次のステージにもつながります。
まずは、生活できる状態を作ること。
そこから、広げるか、続けるかを選ぶ。



レンタルサロンは、セラピストが自分らしく働き続けるための、
とても現実的で、やさしいスタート地点です











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