【実例つき】サロンのチラシは2種類作る!手渡し用と掲示板用の中身

サロンのチラシは手渡し用と掲示板用の2種類作る(実例つき)

「お店は開いたけど、お客さん来るかな…」「チラシを作ろうと思っても、何を書いてどこに配ればいいの?」そんなふうに、手が止まっていませんか?

こぐまちゃん

チラシって今さら効果あるのかな…何を書けばいいの?

りっちゃん

すごくたくさん来るわけじゃないけど、相手に合わせて2種類作ったら、そこそこ来てくれましたよ

結論から言うと、小さなサロンのチラシは、新規を一気に集める道具ではありません。チラシは、お店を知ってもらう入口です。

私はヘッドスパのセラピストになって約6年。サロンで働きながら、副業でレンタルサロンをしています。そのレンタルサロンで、来てくれたお客様用と、まだ知らない人用の2種類のチラシを作って配ってきました。

この記事でわかること
  • サロンのチラシの役割
  • 2種類のチラシの分け方と実際のキャッチコピー
  • チラシに載せる項目
  • 手渡し・掲示板・ポスティングのコツ
  • チラシの効果の見方
目次

サロンのチラシは知ってもらう入口

チラシは、お店を知ってもらうための入口です。私のチラシから来てくれたのは、月に2人くらいでした。

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんね。それでも、手間と比べればやってよかったと思っています。まずは、私がチラシをどう考えて使っていたか、チラシを見た人がどう予約まで進んでいたかをお話しします。チラシを作る前に、ここだけ決めておくと迷いにくくなりますよ。

こぐまちゃん

チラシを配ったら、すぐに予約でいっぱいになる…わけじゃないの?

りっちゃん

正直、すごく来るわけではなかったです。でも、知ってもらうきっかけにはなりました

一気に集める道具ではない

チラシを作るとき、私が目的にしていたのは「知ってもらうこと」でした。

たくさん配って、新規のお客様を一気に集めようとは考えていません。近くに住む人に「こんなお店があるんだ」と思ってもらえれば十分、という気持ちです。

私のチラシから来たのは月2人くらい

チラシから来てくれたお客様は、月に2人くらいでした。

すごく来るわけではありません。ただ、作って配る手間と比べれば、やってよかったと思える数です。

チラシのよいところと大変なところ

実際にやってみて感じた、チラシのよいところと大変なところをまとめました。

私が感じたこと
よいところ近くに住む人に知ってもらえる/「掲示板を見て来た」と言ってくれるお客様もいた/A4で1回3,000円くらいと費用が少ない
大変なところ掲示板は毎週貼り直し、雨対策もいる/ポスティングは1,000枚を半年かけて配った/すごくたくさん来るわけではない

大変さはありますが、費用が少ないので、始めやすい集客だと思いますよ。

ホームページで雰囲気を見てLINEで予約

チラシを見た人がそのまま予約するとは限りません。私のお店では、チラシ → ホームページで雰囲気を見てもらう → LINEで予約、という流れでした。

だから私は、まずホームページを作ってから、チラシを掲示板に貼りました。チラシからホームページを見てくれた人もいたと思います。

「チラシを見た人が、次に見るホームページはどう作ればいい?」と思った方は、こちらをどうぞ。

チラシは渡す相手で2種類に分ける

チラシは渡す相手で2種類に分ける。来てくれたお客様用とまだ知らない人に届ける用

私はチラシを、来てくれたお客様に渡す1枚と、まだ知らない人に届ける1枚の2種類に分けました。

もう来てくれている人に、新規クーポンのチラシを渡すのは変だと思ったからです。相手が変われば、載せたい特典もキャッチコピーも変わります。ここでは、2種類のチラシの中身と、実際に使っていたキャッチコピーを順番に見ていきますね。最後に、ちがいを表にまとめました。

こぐまちゃん

チラシって1種類じゃないの?

りっちゃん

私は2種類作りました。来てくれた人に新規クーポンを渡すのは、なんだか変だなと思って

①来てくれたお客様に渡すチラシ

1つめは、来てくれたお客様に帰りに手渡しするチラシです。

載せたのは、紹介キャンペーンとリピーター特典。もうお店を知っている人なので、「家族や友人に渡してもらう」「また来てもらう」ための中身にしました。

②まだ知らない人に向けたチラシ

2つめは、地域の掲示板に貼ったり、ポスティングで配ったりするチラシです。

こちらは、まだお店を知らない人に向けて、新規のクーポン価格を載せました。通常料金から約1,000円引きです。チラシ専用のQRコードも入れています。

キャッチコピーも相手で変える

キャッチコピーも、2種類で変えました。実際に使っていたのは、この2つです。

実際に使ったキャッチコピー

①来てくれたお客様用:疲れている家族や友人へ。癒しのバトンを
②まだ知らない人用:日常を忘れる、星空のヘッドスパ

①は紹介キャンペーンを載せていたので、お客様の先にいる家族や友人に向けた言葉にしました。②の「星空」は、お店のプラネタリウムのことです。

2種類のちがいを表で比べる

2種類のちがいを、表にまとめました。

①来てくれたお客様用②まだ知らない人用
渡す相手来てくれたお客様近くに住むまだ知らない人
配り方帰りに手渡し地域の掲示板・ポスティング
特典紹介特典・リピーター特典新規のクーポン価格(約1,000円引き)
キャッチコピー疲れている家族や友人へ。癒しのバトンを日常を忘れる、星空のヘッドスパ

同じお店のチラシでも、渡す相手を決めるだけで、載せることが自然と決まっていきますよ。

チラシに載せる項目チェックリスト

チラシに載せる項目チェックリスト。小さなサロンならこの8つで十分

チラシに載せたのは、店名・住所・地図・写真・人気のメニューと料金・キャッチコピー・特典・QRコードの8つです。

あれもこれもと詰め込むと、何のお店かわからなくなってしまいます。小さなサロンなら、この8つで十分でした。あわせて、割引の書き方や言葉の選び方で気をつけたいことも紹介しますね。作り始める前のチェックリストとして使ってみてください。

こぐまちゃん

チラシって、何を載せればいいのか迷っちゃう…

りっちゃん

私は8つにしぼりました。文字でごちゃごちゃするのは嫌だったので

私が載せていた8つの項目

私のチラシに載せていたのは、この8つです。

  • 店名
  • 住所
  • 地図(デザインを損なわない程度の大きさ)
  • お店の雰囲気がわかる写真(ホームページと同じ写真)
  • 人気のメニューと料金
  • キャッチコピー
  • 特典(①紹介・リピーター/②新規クーポン)
  • QRコード

地図は、大きく載せなくても大丈夫でした。来てくれるのは地元の人なので、地図を見ればだいたいわかると思ったからです。作るときは、チェックリストとして使ってみてくださいね。

人気のメニューにしぼって載せる

メニューは、人気のメニューと料金を載せていました。

メニューをたくさん並べると、何が得意なお店なのか伝わりにくくなります。まずは「これを受けてほしい」というメニューを決めておくと、チラシ全体もまとまりやすいですよ。

顔写真や口コミは載せなかった

顔写真やプロフィール、お客様の声は、載せていません。

文字でごちゃごちゃするのは嫌だったからです。載せるものをしぼると、チラシもすっきり見えますよ。

割引の「通常料金」はふだんの料金にする

「通常◯円 → 初回◯円」のように割引を書くときは、比べる「通常料金」に気をつけましょう。

消費者庁によると、比べる価格が「最近相当期間にわたって販売されていた価格」であれば問題にならないとされています(消費者庁)。ふだん実際にその値段で受けてもらっている料金と比べる、と覚えておけば安心です。

効果をうたう言葉は使わない

ヘッドスパなどのチラシでは、「治る」のように効果を言い切る言葉は使わないようにしましょう。

気持ちよさや雰囲気を伝える言葉なら、安心して使えます。私の「日常を忘れる、星空のヘッドスパ」も、お店の雰囲気を伝えるコピーです。

「載せるものは決まったけど、どうやって作るの?」と思った方は、CanvaのデザインをPDFにして頼む手順や、入稿で失敗しないコツをこちらにまとめています。

紹介キャンペーンのチラシは手渡し

紹介キャンペーンのチラシは、来てくれたお客様に、帰りに一言そえて手渡ししていました。

すでにお店を知っている人なら、家族や友人に「こんなお店あるよ」と渡してもらえるかもしれません。ここでは、渡すときの一言と、チラシに載せた紹介特典・リピーター特典を紹介します。言葉は、そのまま使ってもらって大丈夫です。

こぐまちゃん

お客様にチラシを渡すとき、なんて言えばいいんだろう…

りっちゃん

私はキャンペーンのことを伝えて、「渡してもらえたら嬉しいです」とお願いしていました

帰りに一言そえて渡す

チラシを渡すときは、こんなふうに声をかけていました。

チラシを渡すときの一言

今、紹介キャンペーンをやっていて、もしご家族やご友人でお疲れの方がいましたら、こんなお店あるよって渡してもらえたら嬉しいです。

キャッチコピーの「疲れている家族や友人へ」と、言葉がそろっているのがポイントです。チラシと一言がつながっていると、お客様も渡す相手を思い浮かべやすくなりますよ。

紹介した人とされた人の両方に特典

紹介特典は、紹介した人とされた人の両方につけていました。

  • 紹介された人:500円オフ
  • 紹介した人:施術にオプション

紹介してくれたお客様にもお礼が届くので、声をかけやすいですよ。

リピーター特典は1か月以内の来店で

①のチラシには、リピーター特典も載せていました。1か月以内に来てくれたら、オプションをつけるという特典です。

オプションは、炭酸スプレーやフットバスなど。季節やお客様の反応を見ながら、中身を変えていました。

特典に期限はつけなかった

特典には、「〇月〇日まで」という期限を書いていません。

どれくらいでチラシを配り終えるかわからなかったし、ずっと続けるつもりの特典だったからです。季節で変わる中身は、チラシに「くわしくはLINEで確認」と書いて案内していました。

掲示板とポスティングでの配り方

まだ知らない人に向けた②のチラシは、地域の掲示板とポスティングで配っていました。

目的は、近くに住む人にお店を知ってもらうことです。どちらも手間はかかりますが、ちょっとした工夫でラクになりますし、長持ちもします。実際にやってみて気づいたコツと、ポスティングで配った範囲や枚数をまとめました。これから配る方は、目安にしてみてくださいね。

こぐまちゃん

掲示板にチラシって、どうやって貼るの?

りっちゃん

1週間しか貼れなかったので、毎週貼り直していました。これがけっこう大変で…

掲示板は1週間ごとに貼り直す

私が使っていた掲示板は、1週間しか載せられませんでした。なので、毎週貼り直していたんです。

正直、これがすごく面倒でした。最近は、掲示板そのものも減ってきた気がします。

貼りに行くのは、曜日を決めず、手が空いたとき。それでも「掲示板を見て来たよ」と言ってくれるお客様もいたんです。

日付を書いてラミネートする

掲示板に貼るときは、2つの工夫をしていました。

  • 日付を書く(書かないと、知らない人に取られてしまうことがある)
  • ラミネートする(雨でくしゃくしゃになるのを防げる)

とくにラミネートは、外の掲示板に貼るならおすすめですよ。

ポスティングは一駅先まで1,000枚を半年

ポスティングは、レンタルサロンの場所から一駅先あたりまでの範囲で配りました。

配ったのは、半年で1,000枚です。範囲と枚数の目安にしてみてくださいね。

掲示板のルールは地域で確認する

掲示板に貼れる期間や、貼るときの決まりは、地域によってちがいます。

貼る前に、掲示板を管理しているところのルールを確認しておきましょう。

効果はチラシ専用のQRで見る

チラシの効果を見るために、チラシ専用のQRコードを、名刺とは別に作りました。

QRコードを分けておくと、チラシから来てくれたのか、名刺から来てくれたのかがわかります。「チラシって本当に意味あるのかな?」というもやもやも、数字で確かめられますよ。ここでは、私がQRコードをどう分けていたかと、実際の手応えをお話しします。

こぐまちゃん

チラシから来たのかどうかって、どうやってわかるの?

りっちゃん

名刺とチラシでQRコードを分けて、どこから来たか見ていました

名刺とチラシでQRを分けた

チラシのQRコードは、名刺とは別に発行しました。分析の参考にするためです。

どちらも同じQRコードにしていたら、どこから来てくれたのかがわかりません。

月2人でもやってよかった

チラシから来てくれたのは、月に2人くらいでした。

レンタルサロンを始めて、お客様が来はじめたのは約3か月たったころです。新規の集客はホームページのブログが中心でしたが、チラシも知ってもらう入口の1つになってくれました。

「レンタルサロンって、どうやって始めるの?」と気になった方は、開業までの流れをこちらにまとめています。

ピンとこないコピーは変えてみる

キャッチコピーは、何回か変えています。前のコピーは覚えていないのですが、自分でいまいちピンとこなくて、ただ変えてみたんです。

すると、お客様が来るようになりました。自分でしっくりこないコピーは、思いきって変えてみてくださいね。

QRの設定はエルメで

私は、LINEの自動化ツール「エルメ」で、チラシ専用のQRコードを発行していました。

「どのQRから友だち追加されたか、どうやって分けるの?」と気になった方は、こちらでくわしくまとめています。

チラシ作りと印刷にかかる費用

チラシは、AIにデザインを考えてもらい、Canvaで仕上げて、ラクスルで印刷しました。

デザインが苦手な私でも、自分らしい1枚を安く作れたからです。くわしい作り方や料金表は別の記事にまとめているので、ここでは流れと、私がかかった費用だけお伝えしますね。AIのデザインをそのまま入稿しなかった理由も、あわせて紹介します。

こぐまちゃん

デザインが苦手だと、チラシ作りって大変そう…

りっちゃん

私もデザインは苦手なので、AIとCanvaに助けてもらいました

AIでデザインしてCanvaで仕上げる

AIにデザインを考えてもらって、それをCanvaにアップロード。名前や住所を入れて仕上げました。

AIのデザインを、そのままラクスルに入稿はしていません。縁が白くなったり、サイズが合わなくなったりして、大変だったことがあるからです。

印刷はA4で1回3,000円くらい

チラシはA4で、1回3,000円くらいだった気がします。

ラクスルの料金は、出荷日を遅くするほど安くなります。何枚・いつ出荷でいくらになるかは、前の章で紹介した記事に料金表をまとめていますよ。

印刷はラクスルで頼んでいた

印刷は、毎回ラクスルで頼んでいました。

1回の注文で、わりと長く持ちました。自分の枚数だといくらになるか、まずは料金を見てみてくださいね。

\名刺もチラシもネットで注文できる/

名刺・チラシの料金を公式サイトで確認する!

サロンのチラシのよくある質問

最後に、サロンのチラシについて、よく聞かれそうな疑問をまとめました。効果や割引の金額、刷る枚数など、作る前に迷いやすいところです。

どれも、私がレンタルサロンでやってみたことをもとに答えています。ネイルサロンやエステサロンのチラシでも、考え方は同じように使えますよ。気になる質問から読んでみてくださいね。

今どきチラシで集客できますか?

一気には集まりませんが、知ってもらう入口にはなります。私のチラシから来てくれたのは、月に2人くらいでした。

チラシだけに頼るのではなく、ホームページとセットで使うのがおすすめです。

ホットペッパーに載せなくても大丈夫ですか?

私は、ホットペッパーに載せずに始めました。レンタルサロンを載せていいのかわからなかったからです。

ホームページとチラシから始めて、お客様が来はじめたのは約3か月たったころでした。続けていれば、意外とお客様は来てくれますよ。

ホームページとチラシはどっちが先ですか?

私は、ホームページを先に作りました。

チラシを見た人は、ホームページで雰囲気を確かめてから、LINEで予約してくれていました。チラシの受け皿になるホームページがあると安心です。

割引はいくらにすればいいですか?

私は、新規のクーポン価格を通常料金から約1,000円引きにしていました。紹介特典は、紹介された人が500円オフです。

比べる「通常料金」は、ふだん実際に受けてもらっている料金にしておきましょう。

チラシは何枚刷ればいいですか?

私は、ポスティングで1,000枚を半年かけて配りました。

配れる量は、時間や範囲で変わります。部数ごとの料金は、Canvaとラクスルの記事の料金表を見てみてくださいね。

デザインが苦手でも作れますか?

作れます!私もデザインが苦手なので、AIにデザインを考えてもらいました。

それをCanvaにアップロードして、名前や住所を入れるだけ。自分らしいデザインになって、気に入っています。

まとめ 相手で分けてコツコツ配る

サロンのチラシは、お店を知ってもらう入口です。来てくれたお客様用と、まだ知らない人用の2種類に分けて、コツコツ配る。それだけで、渡すときも貼るときも迷わなくなりますよ。

この記事のふりかえり
  • チラシは一気に集める道具ではなく、知ってもらう入口
  • 来てくれたお客様用と、まだ知らない人用の2種類に分ける
  • 載せるのは店名・住所・地図・写真・人気メニュー・コピー・特典・QRの8つ
  • 来てくれたお客様には一言そえて手渡し
  • 掲示板は日付とラミネート、ポスティングは一駅先まで
  • QRコードを分けて、どこから来たかを見る

まずは、来てくれたお客様に渡す1枚から作ってみてください。いつものお客様に渡すところからなら、今日からでも始められますよ。

\来てくれたお客様に渡す1枚を作ろう/

紹介キャンペーンのチラシを作ってみる!

りっちゃん

私のチラシも、すごく来るわけではありませんでした。でも、続けていれば意外とお客様は来てくれますよ

この記事を書いた人

ボディセラピスト2年、ヘッドスパ二スト5年の経験を持ち、延べ3千人以上を施術。一方、経営に苦しみ閉店するサロンを多く見てきました。

その経験から、施術者としての専門性に加え、サロン経営や集客の本質を研究。現在はセラピストが持つ技術と価値を正しく届け、経営を安定させるための情報発信を行っています。

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