個人サロンでLINE公式アカウントを使っていると、こんな状態になっていませんか?
- LINEは予約のやり取りだけで終わっている
- お客様から返信が来るたびに手が止まる
- 施術中に返せず、あとでまとめて対応している
- 一斉配信しかしたことがない
りっちゃん実はこれ、LINEを「予約連絡ツール」としてしか使えていない状態です
本来、LINE公式アカウントは
- 接客の負担を減らし
- 返信・予約対応を仕組み化し
- リピーターづくりまで支えてくれる
サロン経営を楽にするためのツール。
ですが、リッチメニューや自動返信を設定しないまま使っていると、どうしても「人力対応」から抜け出せず、LINEが負担になってしまいます。
- LINEが「予約連絡ツール」で止まってしまう原因
- 最低限整えておきたい運用設定(リッチメニュー・自動返信)
- 「返信が遅くなってしまう…」を減らす考え方
- 外部ツールを使って予約・対応を自動化する方法
- 一斉配信しかだけじゃない、タグを使ってセグメント配信へ進む流れ



ちゃんと使えていない気がする



いろんなサロンがやってるからやってみたけど、なぜか疲れる
そう感じているサロンさんほど、今のLINE運用を見直すヒントになるはずです。
なぜLINEが「予約連絡ツール」で止まってしまうのか
LINE公式アカウントを導入したものの、気づけば使い道が「予約のやり取り」だけになっている——
これは、個人サロン・小規模サロンではとてもよくある状態です。
LINEは本来、接客を助け、サロン運営を楽にするためのツール。
それなのに、
使えば使うほど忙しくなっていると感じてしまうのはなぜなのでしょうか。
その原因は、LINEの機能を知らない・使っていないことではなく、「運用のスタート地点」で止まってしまっていることにあります。
個人サロンが陥りやすいLINE運用の現実
多くのサロンでは、LINEがこんな使われ方をしています。
- 予約の確認や変更の対応だけで精一杯
- 施術中は返信できず、あとでまとめて返している
- 自動化や設定は「難しそう」と感じて、触らないまま
この状態が続くと、LINEは便利なはずのツールなのに、「常に気にかかる存在」になってしまいます。
特に個人サロンの場合、施術・接客・準備・片付け・事務作業まで、すべてを一人でこなしていることがほとんど。
その中でLINE対応が増えると、「返さなきゃ…」というプレッシャーだけが積み重なり
- 返信が遅れる
- 対応が雑になりそうで不安
- LINEを開くのが少し億劫
という悪循環に入りやすくなります。
それ、あなたのせいではありません
ここで大切なのは、これはあなたの努力不足ではないということです。
多くのサロンが、LINE公式アカウントを
- 初期設定のまま
- 最低限の機能しか使わず
ということが多いです



LINE公式アカウントは、整えてはじめて力を発揮するツールです
逆に言えば、整えないまま使うと「人力対応が増えるだけの連絡ツール」になってしまいます。
- リッチメニュー
- 自動返信
- 配信の分け方(タグ・セグメント)
これらを知らずに使っているだけで、LINEは“便利な相棒”ではなく“手間のかかる連絡係”になってしまうのです。
でも安心してください。
運用を少しずつ整えていくだけで、LINEはちゃんとあなたの代わりに働いてくれるツールに変わります。
リッチメニューは“受付係”の代わり
LINEが「予約連絡ツール」で止まってしまうサロンほど、実はリッチメニューだけ置いて満足してしまっているケースがとても多いです。
リッチメニューは、トーク画面の下に常に表示されるメニュー。
ですが正直に言うと、リッチメニューを置いただけでは、まだ「受付係」とは言えません。
本当の意味で受付係の役割を果たすには、その先の“返答”まで用意してあげる必要があります。
リッチメニューでできることは「案内」まで
リッチメニューは、お客様に「次に何をすればいいか」を示す案内板のようなもの。
- 予約はこちら
- メニュー・料金
- アクセス・営業時間



こうした導線を用意することで、
お客様は迷わず行動できるようになります
ただしここで、多くのサロンがつまずきます。
「予約はこちら」を押したあと、結局人が返信しないと何も進まない。
これでは、受付の前に立っているだけで、誰も対応してくれない状態と同じです。
リッチメニューだけでは“人の手”は減らない
リッチメニューを設定しても、
- 押されたあとに何も起きない
- 結局、個別対応が必要
- やり取りが長くなる
この状態では、LINEの負担はほとんど減りません。
「リッチメニューを作ったのに、あまり楽にならない…」
そう感じている場合、原因はほぼ一つ。
自動返信と組み合わさっていないからです。
リッチメニューは「入り口」、自動返信は「その先の対応」。
この2つが揃って、初めてLINEは人の代わりに動く仕組みになります。
リッチメニュー × 自動返信で“受付係”が完成する
たとえば、
・リッチメニューの「予約はこちら」をタップ
→ 自動で
「ご予約ありがとうございます。こちらから空き状況をご確認ください」
「メニューを見る」をタップ
→ 自動で
「当サロンのメニュー一覧はこちらです」
こうしたやり取りをあらかじめ用意しておくだけで、
- 毎回同じ返信をしなくていい
- 施術中でも対応できる
- お客様を待たせない
という状態が作れます。
つまり、リッチメニューと自動返信はセットで考えて初めて意味があるということ。
最初は“完璧”じゃなくていい



自動返信まで設定するのは難しそう・・・
そう感じるかもしれませんが、最初から複雑にする必要はありません。
- 営業時間外の返信
- 予約に関する案内
この2つがあるだけでも十分。



1つ自動化できれば、確実に楽になります
「返信が遅くなっちゃう…」は自動返信で解決できる
「LINEの返信がどうしても遅くなってしまう…」
これは、LINEを使っている多くの個人サロンが抱えている悩みです。
- 施術中はスマホを触れない
- 接客中に通知が気になって集中できない
- あとで返そうと思って忘れてしまう
どれも、真面目にお客様と向き合っているからこそ起きる悩みです。
そして実はこの問題、「もっと頑張って早く返す」ことで解決しようとすると、どんどん苦しくなってしまいます。
返信が遅れるのは「忙しいから」ではない
返信が遅くなってしまう原因は、忙しさそのものではありません。
本当の原因は、すべてのやり取りを人が対応しようとしていることです。
- 予約について
- 営業時間について
- よくある質問について
毎回同じ内容を、毎回その場で考えて返信していると、どうしてもLINEは負担になっていきます。
でも逆に言えば、「毎回同じ返信」こそ、自動化できる部分でもあります。
自動返信があるだけで、気持ちが一気に楽になる
自動返信は、お客様からのメッセージに対してあらかじめ用意した文章を自動で返す仕組みです。
これがあるだけで、
- 施術中でも一次対応ができる
- お客様を待たせている不安が減る
- 「あとで返さなきゃ…」というプレッシャーが軽くなる
LINEが「今すぐ返さなきゃいけないもの」から「あとで落ち着いて対応すればいいもの」に変わります。



サロン側の気持ちの余裕にも直結します
最低限入れておきたい自動返信はこの3つ
自動返信は、最初からたくさん用意しなくて大丈夫です。
まずは、次の3つだけでも設定しておくと、LINE対応がかなり楽になります。
① 営業時間外の自動返信
「ただいま施術中のため、後ほどご返信いたします」
これがあるだけで、既読・未読のストレスが減ります。
② 予約に関する自動案内(リッチメニュー予約をタップ後)
「お問い合わせありがとうございます。ご希望の日時とコース、来店人数、指名スタッフのご希望がありましたら併せてご入力ください。後ほど空き状況を確認し、ご連絡させていただきます。」
この一文を入れておくだけで、予約対応の流れが一気にシンプルになります。
③ よくある質問への一次対応
営業時間・アクセス・キャンセル規定など、何度も聞かれる内容は自動で返す。
この3つだけでも、「人が対応しなくていいやり取り」が確実に増えていきます。
自動返信は「接客を減らすもの」ではない
ここでよくある誤解が、「自動返信=冷たい対応になるのでは?」という不安。
でも実際は逆で、自動返信があるからこそ、
- 必要なときに
- 落ち着いて
- 丁寧な言葉で



本当に大切な対応に集中できるようになります
すべてを人力で返そうとすると、余裕がなくなり、結果的に接客の質も下がってしまいます。
自動返信は、接客を手放すためのものではなく、接客の質を守るための仕組みです。
ここまでできたら、次は「自動化の幅」を広げよう
リッチメニューと自動返信を組み合わせることで、LINEはかなり「受付係」に近づきます。
ただし、予約管理やタグ付け、配信の出し分けまで考えると、公式LINEだけでは限界を感じる場面も出てきます。
そこで次に考えたいのが、外部ツールを活用したLINE運用です。
外部ツールを使えば「予約・対応」はもっと楽になる
リッチメニューと自動返信を組み合わせることで、LINEはかなり「受付係」に近づきます。
ただ、ここまで整えてくると、多くのサロンで次のようなことを感じ始めます。
- 空き状況の確認がまだ手動
- 予約確定の返信は人がしないといけない
- 誰にどんな配信をしたか管理しきれない
これは、あなたの運用が間違っているわけではなく、公式LINEだけではできることに限界があるからです。
公式LINEだけだと、どうしても人が介在する
公式LINEは、「連絡をまとめる」「一次対応を減らす」ことは得意ですが、
- 予約管理
- タグ付けの自動化
- 条件に応じた配信の出し分け
こういった部分は、どうしても人の手が必要になります。



だいぶ楽にはなったけど、結局まだLINE対応に時間を取られている
という状態で止まってしまうサロンも少なくありません。
外部ツールを使うと何が変わるのか
LINE公式アカウントに外部ツールを組み合わせると、できることの幅が一気に広がります。
たとえば、
- 予約受付〜確定までを自動化できる
- 回答内容に応じて自動でタグが付く
- 来店履歴に応じた配信ができる
つまり、「人が判断して返していた部分」まで、仕組み化できるということ。
これにより、LINEは単なる受付係ではなく、サロン運営を支える裏方スタッフのような存在になります。
外部ツール=大規模サロン向け、ではない
「外部ツールって、大きいサロン向けですよね?」
そう思われがちですが、実は逆です。
個人サロン・小規模サロンほど、
- 一人で全部やっている
- 施術時間=売上
- 対応に追われると余裕がなくなる
という状況になりやすいため、“人の代わりに動いてくれる仕組み”の価値が大きいのです。
外部ツールは、人を増やす代わりに仕組みで支えるための選択肢。
無理に導入する必要はありませんが、「選択肢として知っておく」だけでも、今後の運用の見え方が変わります。
「公式LINEで整える → 必要なら外部ツール」
大切なのは、いきなり完璧を目指さないこと。
- まずは公式LINEでリッチメニュー・自動返信を整える
- 「もっと楽にしたい」と感じたら外部ツールを検討する
この順番で十分です。
外部ツールは、今すぐ導入するものではなく、LINE運用が一段階進んだサロンのための次の選択肢。
ここまで読んで「うちもそろそろ仕組み化したいかも」と感じたら、外部ツールの存在を思い出してください。
一斉配信しかだけじゃない!タグとセグメント配信
これまでLINE配信は、「全員に同じ内容を送る一斉配信だけ」というサロンも多いと思います。
それ自体は、決して間違いではありません。
むしろ、何も送っていないよりは、ずっと良い状態です。
ただ、一斉配信だけを続けていると、次のような悩みが出てきやすくなります。
- 何を送ればいいか毎回迷う
- 配信頻度が怖くなる
- ブロックされそうで不安
- 「本当にこの内容、全員に必要?」と感じる
こうした不安は、配信の仕方が悪いのではなく、配信の分け方がないことが原因です。
一斉配信がしんどくなる理由
一斉配信は、「誰に向けて送るか」を考えなくていい分、最初はとても楽です。
でも、サロンのお客様は本来、
- 初めて来た人
- 定期的に通っている人
- 最近来ていない人
- 特定のメニューだけ利用している人
と、状態がまったく違います。
それなのに、全員に同じ内容を送ろうとすると、
- 当てはまらない人が増える
- 読まれない配信が増える
- 配信する側も自信がなくなる
という状態に陥ってしまいます。
タグは「お客様を分けるため」ではなく「伝えやすくするため」
ここで役に立つのが、タグです。
タグというと、「細かく管理しないといけなさそう」と感じるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
タグは、お客様の状態をメモしておく付箋のようなもの。
たとえば、
- 初来店
- リピーター
- ヘッドスパ
- ボディケア
このくらいのシンプルなタグでも十分です。
タグがあるだけで、「誰に向けた配信なのか」がはっきりし、文章も内容も考えやすくなります。
セグメント配信で「必要な人にだけ」届く
タグを使うと、特定の条件に当てはまる人だけにメッセージを送るセグメント配信ができます。
たとえば、
- 初来店の人にだけ
→ 次回来店の案内 - ヘッドスパ利用者にだけ
→ 頭のケアに関する情報 - しばらく来ていない人にだけ
→ 優しいリマインド
こうした配信ができると、
- 無駄な配信が減る
- ブロックの不安が減る
- 「自分向けだ」と感じてもらいやすい
という良い循環が生まれます。
最初は「分けすぎない」でOK



タグやセグメント配信は、最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫です
- 初来店/リピーター
- メニュー別
この2軸くらいから始めるだけでも、一斉配信のしんどさはかなり減ります。
大切なのは、「全員に同じ内容を送らなくてもいい」と知ること。
それだけで、LINE配信への心理的ハードルはぐっと下がります。
タグ配信は「ブロックを減らすための仕組み」
タグやセグメント配信は、売り込むためのテクニックではありません。
むしろ、必要な情報を、必要な人にだけ届けるための仕組み。
だからこそ、
- 配信が怖くなくなる
- 内容に自信が持てる
- LINEが「嫌な作業」にならない
という状態を作れます。
ここまで整えることができれば、LINEはもう「予約連絡ツール」ではなく、サロン運営を支える大切な仕組みになっています。
まとめ:LINEを「連絡ツール」で終わらせないために
LINE公式アカウントが「予約のやり取りだけ」で止まってしまうのは、珍しいことでも、失敗でもありません。
多くの個人サロンが、忙しい日々の中で“連絡が取れる状態”までで精一杯になっています。
ですが今回お伝えしたように、
- リッチメニューで「受付の入り口」を作る
- 自動返信で「必要な情報をまとめて受け取る」
- よくある質問をLINEに任せる
- タグを使って「必要な人にだけ」配信する
これらを少しずつ整えていくだけで、LINEは人の手を減らし、サロン運営を支えてくれる仕組みへと変わります。



大切なのは、最初から完璧を目指さないことです
すべてを自動化しなくても、「人がやらなくていい作業を1つ減らす」それだけで、施術に集中できる余白や、気持ちの余裕が生まれます。
「LINEが便利なはずなのに、なぜか疲れる」そう感じていたなら、それはあなたのやり方が間違っていたのではなく、LINEを“整える前の状態”で使っていただけです。
もし「配信内容が思いつかない」と感じたら
LINE公式アカウント運用の悩みと解決策をまとめた記事を確認してみてください。


LINEは、連絡を取るためだけのツールではありません。



正しく整えれば、あなたの代わりに働いてくれる
心強いサロンのパートナーになります









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