「エルメは無料って書いてあるけど、結局いくらかかるの?」
そんなふうに、料金のページを行ったり来たりしていませんか。
結論から言うと、エルメ(エルメッセージ/L Message)の料金は、LINE公式アカウントと合わせた2階建てで考えます。
友だち約30人の私のLINEは、エルメもLINE公式も無料プランで0円。友だちが190人ほどになった同僚のお店は、合計月5,000円(税別)です。
こぐまちゃんエルメって無料で使えるって聞いたけど、あとから高くならない?



LINE公式の料金も足して考えれば大丈夫。うちは今もエルメは無料のままです
私は働いてきたサロンの指名のお客様向けのLINEと、副業のレンタルサロンのLINEでエルメを使っていて、同僚のお店のLINEづくりも手伝いました。
この記事では、実際の月額と、無料でどこまでできるのかを正直にお話ししますね。
- エルメとLINE公式アカウントの料金
- 実際のサロンの月額
- 無料のままでできること・できないこと
- 有料プランに上げるタイミング
エルメの料金は2階建てで考える


エルメの月額は、エルメの料金とLINE公式アカウントの料金を足した合計で決まります。
エルメはLINE公式アカウントにつなげて使う外部ツールなので、単体では動かないんです。
「エルメは0円」とだけ覚えていると、あとからLINE公式の請求を見てびっくりするかもしれません。
まずは1階と2階、それぞれの料金を見ていきましょう。
エルメは3プランで初期費用なし
エルメ(エルメッセージ)のプランは、フリー・スタンダード・プロの3つです。
公式サイトでは次のように案内されています。
| プラン | 月額(税込) | 配信数 | 友だち数 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 月1,000通 | 5万人まで |
| スタンダード | 10,780円 | 制限なし | 5万人まで |
| プロ | 33,000円 | 制限なし | 10万人まで |
どのプランも初期費用は0円で、契約期間の縛りもありません。
プロは友だち10万人まで使える大きな規模向けなので、個人サロンなら、まずはフリーかスタンダードで考えれば十分ですよ。
エルメそのものがどんなツールか知りたい方は、こちらの体験談からどうぞ。


LINE公式アカウントの料金も別にかかる
2階建ての1階にあたるのが、LINE公式アカウントの料金です。
こちらは送れるメッセージの数でプランが分かれています。
| プラン | 月額(税別) | 無料で送れる数 | 追加の配信 |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 月200通 | できない |
| ライト | 5,000円 | 月5,000通 | できない |
| スタンダード | 15,000円 | 月30,000通 | できる(1通 約3円〜) |
注意したいのは、エルメは税込、LINE公式アカウントは税別で公表されていること。
合計を出すときは、どちらの金額なのかをそろえて見てくださいね。
実際の月額は0円と5,000円
実際にいくらかかっているかというと、友だち約30人の私のLINEは、エルメもLINE公式も無料プランのままで0円です。
友だちが190人ほどになった同僚のお店は、エルメはフリーのまま、LINE公式をライトプランにして月5,000円(税別)です。



同僚のお店では、月5,000円でも配信から来るお客様が増えて、思い出してもらえる機会が増えました
「エルメっていくら?」と迷ったら、まずは2つを足した総額で考えてみてください。
それだけで、料金のモヤモヤはかなりすっきりしますよ。
どのプランも初期費用0円・契約期間の縛りなしなので、まずはフリープランで始めて、足りなくなってから考えれば大丈夫です。
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無料プランでできること
エルメのフリープラン(無料)でも、タグ・ステップ配信・予約まで使えます。
制限がかかっているのは機能ではなく、「いくつまで作れるか」という数のほうなんです。
「無料だから、お試し程度の機能しかないのかな」と思われがちですよね。
でも実際は、私のLINEもフリーのままで、配信と予約を回しています。
ここでは、無料でできることと、上限がかかるところを順番に見ていきますね。
タグとステップ配信は制限なし
公式サイトでは、タグ管理とステップ配信はどのプランでも使えると案内されています。
フリーだから使えない、ということはありません。
私のLINEでは、指名用もレンタルサロン用も、フリーのままで次の2つを動かしています。
- 来店後のステップ配信(翌日と、3週間〜1か月後に自動で届く)
- 最近来ていないお客様に向けた配信
タグとステップ配信は、フリーでも制限なく使えます。
「思い出してもらう仕組み」は、無料の範囲でもしっかり作れるんです。
予約機能もフリーで使える
サロン予約もフリーで使えます。
私のLINEでは、予約の受付、お客様への質問項目、リマインドまで、全部フリーの範囲で動いているんです。
ただし、予約には「コースやスタッフをいくつまで作れるか」の上限があります。
ここは次の表で確認してみてください。
制限がかかるのは「数」
フリーとスタンダードの違いは、作れる数と送れる数です。
サロンで関係しそうなところをまとめると、こうなります。
| 項目 | フリー | スタンダード |
|---|---|---|
| 配信数 | 月1,000通 | 制限なし |
| リッチメニュー | 2つまで | 制限なし |
| フォーム | 3つまで | 制限なし |
| サロン予約のコース・スタッフ | 各2つまで | 制限なし |
| イベント予約 | 2つまで(決済なし) | 10個まで(決済あり) |
| 広告の表示 | 「powered by L Message」が出る | 出ない |
| チャット履歴 | 180日まで | 制限なし |
私は指名用・レンタルサロン用どちらのLINEもフリーのままですが、この表示を気にしたことはありません。
半年より前のやりとりを見返したくなったこともありませんでした。
この数の上限にぶつかるまでは、フリーで十分です。
まずは無料で始めて、どこが足りなくなるかを自分のサロンで確かめてみてくださいね。
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無料のまま始められます
LINE公式が有料になるタイミング
LINE公式アカウントは、友だちが200人に近づいたらライトプランを考えるタイミングです。
無料のコミュニケーションプランは、月に200通までしか送れないからなんです。
エルメを無料で使っていても、LINE公式側の通数は別に減っていきます。
それを目の当たりにしたのが、LINEづくりを手伝った同僚のお店でした。
無料プランは月200通まで
LINE公式アカウントの通数は、送った相手の人数分だけ数えられます。
友だち100人に1回送れば、それだけで100通です。
つまり無料の200通は、友だちが増えるほどあっという間になくなります。
「月に2回送るだけ」のつもりでも、100人を超えたら足りなくなるんですよね。
190人に1回送ったら使い切った
同僚のお店はLINE公式だけで、お客様にタグを手作業でつける必要がありました。
でも、つけきれずにそのままになっていたんです。
そのため、配信は毎回全員に向けた一斉配信。
友だちが190人ほどになった頃、1回の配信で、無料の200通をほぼ使い切ってしまいました。



1回送っただけで、今月はもう送れないの…?
ライトプランで配信から来るお客様が増えた
そこでLINE公式はライトプラン(月5,000円・5,000通)に切り替えました。
さらに私がエルメでタグを自動でつけられるように構築を手伝い、必要なお客様にだけ届けられるようになりました。
月5,000円でも配信から来てくださるお客様が増えて、思い出してもらえる機会がぐっと増えたんです。
ライトプランの5,000円は、お客様に忘れられないための費用だと思っています。
配信から来てもらうには、どんな内容を送ればいいのか。お客様に喜ばれる配信の中身は、こちらでまとめています。


配信数の数え方は2つで違う
同じメッセージでも、エルメとLINE公式アカウントでは数え方が違います。
エルメは送ったものを全部数え、LINE公式は「Pushメッセージ」だけを数えるからです。
ここを知らないと、「エルメの通数はまだあるのに、LINE公式が足りない」「その逆」ということが起きます。
どちらの上限が先に来そうかを見ておくと安心ですよ。
エルメはすべての配信を数える
エルメの公式マニュアルでは、エルメから配信されるメッセージは、すべてカウントされると案内されています。
一斉配信やステップ配信だけでなく、次のようなものも対象です。
- 1:1チャット・リマインド
- 自動応答・あいさつメッセージ
- リッチメニューやパネルのボタンを押された時のメッセージ
ちなみに、1回の配信は吹き出しの数に関係なく1通と数えます。
吹き出しを分けて送っても、エルメ側の通数は増えません。
LINE公式はPushメッセージだけ
LINE公式アカウントで数えられるのは、こちらから送る「Pushメッセージ」です。
一斉配信・ステップ配信・1:1チャットがこれにあたります。
一方で、友だち追加の時のメッセージや、ボタンを押された時に返すメッセージは「Reply(返信)」なので数えられません。
ただし、6つ目以降の吹き出しはPushとして数えられるので気をつけてくださいね。
パネルを押されるとエルメの通数だけ減る
私は「パネルの選択する部分を押されると、その分も配信数を消化されるんじゃないかな」と感じていました。
公式マニュアルで確かめてみたら、エルメ側ではその通り。でもLINE公式の通数は減りません。
パネルやリッチメニューをたくさん使うサロンは、エルメの月1,000通のほうが先に来るかもしれません。
エルメとLINE公式、どちらの通数が減っているのか、ときどき管理画面で見てみてください。
パネルやリッチメニューなど、エルメでどんなことができるのかは、こちらでまとめています。


有料プランに上げるタイミング


有料プランに上げるのは、フリーの数の上限を、工夫でしのぐ手間が増えてきた時です。
スタンダードにすると、コース・スタッフ・リッチメニュー・フォームの数が制限なしになるからです。
私は今のところ、フリーのままで十分だと思っています。
ここでは、フリーの上限をどんな工夫でしのいでいるのか、そしてどうなったら上げどきなのかをお話ししますね。
フリーのまま工夫するか、上げるかで迷っている方の目安になればうれしいです。
コースとスタッフが2つまでで困った
フリーのサロン予約は、コースもスタッフも2つまでしか作れません。
私のLINEも、コースを「ヘッドスパ60分」と「ヘッドスパ90分」にした時点で、もういっぱいでした。



コースを、もう少しだけ増やしたいのに…
質問項目でコース変更を選べるようにした
そこで、予約の時に聞ける「お客様への質問項目」で、延長(75分・105分)を選べるようにしました。
コースを増やさずに、同じ予約枠の中で施術を延ばす方法です。
予約枠の取り方や、実際の設定画面は、エルメの予約システムの記事でくわしく紹介しています。


工夫が増えたら上げどき
こうした工夫で、フリーのままでも予約は回っています。
でも、工夫が増えるほど、設定や確認の手間も増えていくんですよね。
工夫でしのぐ手間が増えてきたら、有料プランに上げどきです。
公式の上限から考えると、次のどれかに当てはまったら検討してみてください。
- コースやスタッフを3つ以上作りたい
- リッチメニューを3つ以上使い分けたい
- フォームを4つ以上使いたい
- エルメの配信が月1,000通を超えそう
上げたらフリーには戻せない
ひとつ注意したいのが、エルメは一度スタンダードやプロに上げると、フリーには戻せないことです。
実は私も知りませんでした。
解約はいつでもできますが、日割りの返金はありません。
解約しても、次の支払い日までは有料プランのまま使えます。
上げる前に、上のどれに当てはまるかを一度確かめておきましょう。
月10,780円は高いのか
スタンダードの月10,780円は、工夫の手間を考えれば安い、というのが私の考えです。
フリーのままだと、上限をしのぐための設定と確認が、どうしても増えていくからです。
もちろん、毎月の固定費が増えるのは勇気がいりますよね。
上げるなら安いと思う理由を、正直にお話しします。
反対に、まだ上げなくていいサロンの目安もあわせて紹介しますね。
工夫の手間を考えれば安い
質問項目でコースを選んでもらう、リマインドの欄を消す。
ひとつひとつは小さくても、全部に確認の手間がついてきます。



この手間を全て考えれば安いと思う
コースとスタッフをそのまま登録できれば、この工夫はいらなくなります。
その手間がなくなると考えると、月10,780円は安いと思えるんです。
ホットペッパーの手数料と比べると
もうひとつの理由は、ホットペッパーの手数料と比べた時の感覚です。
私は「ホットペッパーの手数料を抜けば、結構安く感じる」と思っています。
ホットペッパーを使っている方は、毎月の費用と見比べてみてください。
ホットペッパーとLINE予約の費用の考え方は、こちらでまとめています。


まだフリーで足りるサロン
反対に、次のようなサロンなら無理に上げなくて大丈夫です。
- コースもスタッフも2つまでで足りている
- エルメの配信は月1,000通以内に収まっている
- リッチメニューは2つで足りている
「高い」と感じるうちは、まだフリーで足りているサインかもしれません。
ほかのLINE予約ツールとも比べてから決めたい方は、こちらを参考にしてくださいね。


エルメの料金のよくある質問
最後に、エルメの料金でよく聞かれることをまとめました。
LINE公式アカウントとの関係や、Lステップとの違いなど、申し込む前に気になりやすいところです。
料金は変わることもあるので、申し込む前には公式サイトでも最新の金額を確かめてみてください。
ここでは、2026年10月に公式サイトで確認した内容でお答えします。
エルメだけで使えますか?
いいえ、エルメだけでは使えません。
エルメはLINE公式アカウントにつなげて使う外部ツールなので、LINE公式アカウントが必要です。
料金も、エルメとLINE公式アカウントの2つを足して考えてください。
初期費用や契約の縛りはありますか?
どのプランも初期費用は0円で、契約期間の縛りもありません。
公式サイトでそう案内されています。
まずはフリーで始めて、足りなくなったら上げる、という使い方でOKです。
有料プランからフリーに戻せますか?
いいえ、戻せません。
エルメは、スタンダードからフリー、プロからスタンダードのように、プランを下げることができない決まりです。
上げる前に、本当に上限が足りないのかを確かめてくださいね。
途中で解約したら返金されますか?
解約はいつでもできますが、日割りの返金はありません。
ただ、解約しても次の支払い日までは有料プランのまま使えますよ。
友だちが何人までならフリーで使えますか?
フリーでも友だちは5万人まで登録できます。
実際の目安になるのは、人数よりも配信の通数(エルメは月1,000通)のほうです。
私のLINEは友だち約30人で、今もフリーのまま使っています。
Lステップと比べて安いですか?
無料プランで比べると、エルメは月1,000通、Lステップは月200通まで送れます。
私はLステップの料金と、使わない機能の多さを考えて、エルメを選びました。
2つの違いは、こちらで詳しくまとめています。


LINE公式の料金は税込ですか?
LINE公式アカウントの料金は、公式サイトで税別の金額が案内されています。
ライトプランなら月5,000円(税別)です。
一方で、エルメの料金は税込で案内されています。
合計を出す時は、税込か税別かをそろえて計算してくださいね。
まとめ エルメは総額で選ぶ
エルメの料金は、エルメとLINE公式アカウントの総額で考えるのがいちばんです。
友だち約30人の私のLINEは両方無料で0円。友だちが190人ほどになった同僚のお店は、エルメはフリー、LINE公式はライトで月5,000円(税別)です。
- 料金はエルメ+LINE公式の2階建て
- フリーでもタグ・ステップ配信・予約が使える
- LINE公式は月200通が有料の境目
- エルメとLINE公式は通数の数え方が違う
- 工夫の手間が増えたら有料に上げどき
まずはフリーで始めて、自分のサロンでどこが足りなくなるかを確かめてみてください。
無料のままでも、お客様に思い出してもらう仕組みは作れますよ。
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上げるかどうかは、工夫の手間が増えてからで大丈夫ですよ








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