【サロン向け】LINE運用がリピーターに強い理由とは?新規集客より再来店に向いている使い方

「サロンのLINE運用って、新規集客にも使えるのかな?」
そう考えているサロン経営者さんも多いかもしれません。

LINEはホットペッパーのように新しいお客様に見つけてもらうための集客媒体というより、すでに来店してくれたお客様にもう一度思い出してもらい、リピーターにつなげるために強いツールです。

私自身、実質店長として働いていたサロンでLINEを取り入れたことがあります。きっかけは、趣味で通っていたリラクゼーションサロンのLINE公式でした。来店後のフォローや役立つ情報が、しつこくない絶妙なタイミングで届き、「また行きたいな」と自然に思えたんです。

その経験をもとに働いていたサロンでもLINE運用を始めたところ、LINEから予約してくださるお客様が増え、リピーター率も大きく上がりました。
一方で、LINEでサロンを検索して来店する人は少なかったため、新規のお客様の母数が大きく増えたわけではありません。

だからこそ、サロンのLINE運用は「新規を増やすため」ではなく、「来てくれたお客様との関係を深め、忘れられないサロンになるため」に使うのがおすすめです。

この記事では、LINEがサロンのリピーター対策に強い理由を、私の実例も交えながらわかりやすく解説します。

目次

LINE運用はサロンの「新規集客」より「リピーターづくり」に強い

サロンでLINE運用を始めるときに、まず理解しておきたいのは、LINEの役割です。

LINEは、ホットペッパーのように「まだお店を知らない新規のお客様に見つけてもらうための媒体」とは少し違います。

もちろん、Instagramやホームページ、店頭POPなどからLINE登録につなげることはできます。
ですが、お客様がLINEの中で「近くのリラクゼーションサロンを探そう」「ヘッドスパのお店を検索しよう」と考えることは、あまり多くありません。

そのため、LINE運用だけで新規のお客様の母数を大きく増やそうとすると、思ったような結果につながらないこともあります。

一方で、LINEが強いのは、一度来店してくれたお客様との関係づくりです。
すでにサロンの雰囲気や技術、接客を知ってくれているお客様に向けて、来店後のフォローや役立つ情報、予約のきっかけになるお知らせを届けることで、「そういえば、また行きたいな」と思い出してもらいやすくなります。

つまり、LINE運用はサロンの新規集客そのものよりも、リピーターづくりに向いているツールです。

LINEは検索されて見つかる媒体ではない

ホットペッパーは、サロンを探しているお客様が検索して見つける媒体です。

「横浜 ヘッドスパ」
「肩こり リラクゼーション」
「近くのマッサージ」

このように、今すぐ行けるお店や気になるメニューを探しているお客様と出会いやすいのが、ホットペッパーの強みです。

一方で、LINEは基本的に「すでにつながっているお客様」とやり取りするためのツールです。
LINE公式アカウントを作っただけで、知らないお客様がどんどん検索して見つけてくれるわけではありません。

実際に私が働いていたサロンでLINEを取り入れたときも、LINEから予約してくださるお客様は増えました。
ですが、LINEで検索して新しく来店してくれるお客様が大きく増えたわけではありませんでした。

ここを勘違いしてしまうと、LINEを始めたのに新規が増えない、思ったより集客できないと感じてしまいます。
でも、それはLINEが使えないからではなく、LINEの得意な役割と使い方が違うだけです。

LINEは新規のお客様に見つけてもらうための入り口というより、来店後のお客様とつながり続けるための場所として考える方が、サロン運用では効果を感じやすいです。

LINEが強いのは、来店後のお客様との関係づくり

サロンに一度来店してくれたお客様は、すでにお店の雰囲気や施術の心地よさを体験しています。
ただ、どれだけ満足してくれても、時間が経つとお客様はお店の存在を忘れてしまいます。

仕事が忙しい。
家事や育児で予定が埋まる。
疲れているけれど、予約するタイミングを逃してしまう。

このように、お客様には日常があります。
その中で、LINEからさりげなくメッセージが届くと、サロンのことを思い出すきっかけになります。

「前回、首肩のお疲れが強く出ていましたが、その後いかがですか?」
「寒暖差で頭や肩が重くなりやすい時期です」
「今週は平日の午前中に空きが出ています」

このようなメッセージが届くことで、お客様は「そういえば最近疲れていたな」「また予約しようかな」と感じやすくなります。

リピーターづくりで大切なのは、毎回強く売り込むことではありません。
お客様が必要なタイミングでサロンの存在を思い出せるように、自然な接点を作ることです。

LINE運用は、その接点づくりにとても向いています。

リピーターはすでにお店の魅力を知っている

新規のお客様に来店してもらうには、いくつものハードルがあります。

どんな人が施術してくれるのか。
お店の雰囲気は合うのか。
技術は自分に合うのか。
料金に見合う満足感があるのか。

初めてのお店に行くとき、お客様は少なからず不安を感じています。

でも、リピーターさんは違います。
すでに一度来店して、サロンの雰囲気や施術、接客を体験しています。
「ここなら安心して行ける」「前回気持ちよかった」「またお願いしたい」と思ってもらえていれば、あとは思い出すきっかけがあるだけで再来店につながることがあります。

だからこそ、LINE運用はリピーター対策と相性が良いのです。
新規のお客様に一から魅力を伝えるのではなく、すでに魅力を知ってくれているお客様に、もう一度思い出してもらう。

この使い方ができると、LINEはサロンにとって心強いリピーターづくりのツールになります。

LINEはお客様に「また行きたい」と思い出してもらいやすい

サロンのリピーターを増やすうえで大切なのは、お客様に無理に予約を促すことではありません。
大切なのは、ちょうど疲れがたまってきた頃や、ふと身体の不調を感じたタイミングで、サロンのことを思い出してもらうことです。

どれだけ施術に満足してもらえても、お客様は毎日忙しく過ごしています。
仕事、家事、育児、予定、体調の変化などで、気づけば前回の来店から1ヶ月、2ヶ月と空いてしまうこともあります。

「そういえば、そろそろ行きたいな」
「前回すごく楽になったから、また予約しようかな」
「最近疲れていたし、ちょうど良いかも」

LINEで自然な接点があると、このように思い出してもらいやすくなります。

この“思い出してもらうきっかけ”を作りやすいことが、LINE運用がサロンのリピーターに強い理由です。

サロンは忘れられやすいから、定期的な接点が大切

お客様がサロンに来なくなる理由は、必ずしも不満があったからとは限りません。

「良かったけど、忙しくて予約しそびれていた」
「また行こうと思っていたけど、タイミングを逃した」
「疲れていたけど、どこに行こうか考える余裕がなかった」

このように、満足していても再来店につながらないことはあります。

特にリラクゼーションサロンやヘッドスパは、緊急性があるものではないため、お客様の中で後回しになりやすいです。
だからこそ、定期的な接点がとても大切です。

LINEで来店後のフォローや季節に合わせたケア、空き状況のお知らせなどを届けることで、お客様の中にサロンの存在を残しやすくなります。

これは、強く売り込むというよりも、忘れられないための仕組みです。

リピーターさんは、一度お店の魅力を体験してくれています。
そのため、適切なタイミングで思い出してもらえれば、再来店につながる可能性が高くなります。

LINEは普段使うアプリだから、見てもらいやすい

LINEがリピーター対策に向いている理由のひとつは、お客様が普段から使っているアプリだからです。

メールマガジンやチラシの場合、見てもらう前に埋もれてしまうことがあります。
ですがLINEは、日常の連絡手段として使っている方が多いため、メッセージが目に入りやすいという特徴があります。

もちろん、送れば必ず読まれるわけではありません。
内容が売り込みばかりだったり、頻度が多すぎたりすると、ブロックされる原因にもなります。

でも、お客様にとって必要な情報や、ちょうど良いタイミングのお知らせであれば、LINEは自然に見てもらいやすい場所になります。

「最近、目の疲れが強くなりやすい時期です」
「首肩が重い方は、湯船で首の後ろを温めるのもおすすめです」
「今週は平日の夕方に少し空きがあります」

このような内容であれば、ただの宣伝ではなく、お客様にとって役立つ情報として受け取ってもらいやすくなります。

リピーターさんにとってLINEは、サロンを思い出す小さなきっかけになります。

しつこくない配信なら、売り込みではなく関係づくりになる

LINE運用で大切なのは、配信の量を増やすことではありません。

むしろ、頻度が多すぎたり、毎回キャンペーンや予約の案内ばかりだったりすると、お客様に負担を感じさせてしまいます。

リピーターにつながるLINE運用で大切なのは、しつこく売ることではなく、関係を続けることです。

来店後に「先日はご来店ありがとうございました。首肩のお疲れが出やすそうだったので、無理のない範囲で温めてみてくださいね」というメッセージが届いたら、お客様は大切にされていると感じやすくなります。

しばらく来店が空いた頃に「最近お疲れがたまりやすい時期ですが、体調はいかがですか?」というようなメッセージが届くと、押し売り感なくサロンを思い出してもらえます。

このように、LINEは使い方次第で「予約してください」と売り込むツールではなく、「また安心して行ける」と感じてもらう関係づくりのツールになります。

サロンにとってのリピーター対策は、毎回強いキャンペーンを打つことだけではありません。

お客様が疲れたときに、自然と思い出してもらえる存在になること。
そのための接点づくりに、LINE運用はとても相性が良いです。

リピーターさんはLINEで再来店につながりやすい状態にいる

LINE運用がサロンのリピーターに強い理由は、リピーターさんがすでに再来店しやすい状態にいるからです。

新規のお客様の場合、まずはお店を知ってもらうところから始まります。
そのうえで、メニュー内容や料金、口コミ、店内の雰囲気、施術者との相性などを見てもらい、「ここなら行ってみたい」と思ってもらう必要があります。

一方で、リピーターさんはすでに一度来店しています。

サロンの場所も、施術の流れも、スタッフの雰囲気も、技術の心地よさも知っています。
つまり、新規のお客様よりも予約前の不安が少ない状態です。

そのため、LINEで自然な接点を持つことで再来店につながりやすくなります。

LINEは、まだお店を知らない人に一から魅力を伝えるよりも、すでに魅力を知っているお客様に思い出してもらう方が力を発揮しやすいツールです。

一度来店したお客様は、技術や雰囲気をすでに体験している

初めて行くサロンには、お客様なりの不安があります。

「ちゃんとリラックスできるかな」
「強さは合うかな」
「お店の雰囲気は自分に合うかな」
「無理に勧誘されないかな」

このような不安がある状態で予約するのは、思っている以上にハードルが高いものです。

でも、一度来店して満足してくれたお客様は、そのハードルをすでに越えています。

施術の心地よさを知っている。
お店の雰囲気を知っている。
スタッフの接客を知っている。
自分の悩みに合わせて施術してもらえた経験がある。

この状態のお客様にLINEで接点を持つと、ゼロから信頼を作る必要がありません。

「前回良かった」という記憶があるからこそ、LINEのメッセージが再来店のきっかけになりやすいのです。
前回肩首の疲れが強かったお客様に、少し期間が空いた頃に首肩ケアの情報が届いたら、思い出してもらえる可能性があります。

これは、新規集客ではなく、リピーター対策だからこそ起こりやすい流れです。

来店後のフォローがあると、記憶に残りやすい

サロンのLINE運用で特に大切なのが、来店後のフォローです。

施術が終わったあとに、その日のお疲れの傾向やセルフケアを簡単に伝えるだけでも、お客様の印象に残りやすくなります。

「本日はご来店ありがとうございました。今日は首の付け根と目元のお疲れが出やすそうでしたので、寝る前に首の後ろを温めてみてくださいね。」

このようなメッセージが届くと、お客様は「ちゃんと自分の身体を見てくれていたんだ」と感じやすくなります。

リピーターにつながるLINE運用は、ただ予約を促すだけではありません。

お客様が来店後も大切にされていると感じること。
そして、次に疲れたときに思い出してもらえること。

この積み重ねが、再来店につながります。

特に個人サロンや小規模サロンでは、大手サロンのように広告費をたくさんかけるよりも、ひとりひとりのお客様との関係を深める方が強みになりやすいです。

LINEは、その関係づくりをサポートしてくれるツールです。

有益な配信は、再来店のきっかけになる

LINE配信というと、キャンペーンや予約案内を送るイメージがあるかもしれません。

もちろん、空き状況やキャンペーンのお知らせも大切です。
ただ、そればかりになると、お客様によっては「また宣伝か」と感じてしまうこともあります。

リピーター対策としてLINEを使うなら、お客様にとって役立つ情報を混ぜることが大切です。

  • 季節の疲れに合わせたセルフケア
  • 肩こりや眼精疲労の簡単なケア
  • 睡眠の質を上げるための過ごし方
  • 来店後に気をつけたいこと
  • 疲れがたまりやすい時期のお知らせ
  • 予約が埋まりやすい曜日や時間帯の案内

このような内容は、リピーターさんにとって自然に受け取りやすい配信です。

特に、前回来店時のお悩みと近い内容が届くと、お客様は自分ごととして受け取りやすくなります。

たとえば、眼精疲労を気にしていたお客様に、目元の疲れや首の温め方について配信すると、思い出してもらいやすくなります。

その結果、LINEの配信が単なるお知らせではなく、再来店のきっかけになります。
LINE運用でリピーターを増やすには、売り込みだけでなく、お客様の悩みに寄り添う内容を届けることが大切です。

【実例】私がLINE運用でサロンのリピーター率を上げられた話

ここからは、私が実際に働いていたサロンでLINE運用を取り入れたときの話を紹介します。

当時の私は、実質店長のような立場で働きながら、どうすればお客様にまた来てもらえるのか、どうすればサロンの予約が安定するのかを考えていました。

技術や接客を良くすることはもちろん大切です。
でも、それだけでは「また行きたい」と思ってくれたお客様に、次の来店を思い出してもらうきっかけが足りないと感じていました。

そんなときにヒントになったのが、私自身が趣味で通っていたリラクゼーションサロンのLINE公式アカウントでした。

きっかけは、趣味で行ったリラクゼーションサロンのLINE公式だった

私はもともと、勉強も兼ねていろいろなリラクゼーションサロンに行くのが好きでした。
その中で、LINE公式を上手に使っているお店に出会いました。
そのサロンでは、LINEに登録するとワンランク上のサービスを受けられるという案内があり、気になって登録してみました。

実際に施術を受けてみると、技術も自分の好みに合っていて、接客や雰囲気も心地よく、「また行きたいな」と思えるサロンでした。

さらに印象に残ったのが、来店後のLINEです。

施術後にフォローのメッセージが届いたり、身体のケアに役立つ情報が配信されたりしていました。

しかも、その内容がしつこくなかったんです。
頻繁に売り込みが来るわけではなく、忘れかけた頃にちょうど良いタイミングでLINEが届く。
そのたびに、「そういえば、また行きたいな」と自然に思い出していました。

そのときに、私は「これだ」と思いました。
サロンに必要なのは、ただ予約を促すことではなく、お客様に自然と思い出してもらう仕組みなんだと感じたんです。

しつこくない配信と来店後フォローで「また行きたい」と思えた

そのサロンのLINEが良かったのは、売り込み感が強すぎなかったことです。

毎回「予約してください」「キャンペーン中です」と送られていたら、きっと私は少し距離を置いていたと思います。
でも、そのお店のLINEは、来店後のフォローや身体に役立つ情報が中心でした。

たとえば、疲れが出やすい時期の過ごし方や、自宅でできる簡単なケアなど、読んでいて負担にならない内容でした。
そして、たまに予約の案内やサービスのお知らせが届くと、「最近疲れていたし、ちょうど良いかも」と思えたんです。

この経験から、LINEはただ配信するだけではなく、内容とタイミングが大切だと感じました。

お客様にとって必要な内容を、必要なタイミングで届けることができれば、LINEは売り込みではなく、関係づくりになります。

そして、その関係づくりがリピーターにつながるのだと実感しました。

これだと思い、働いていたサロンにLINEを取り入れた

その経験をきっかけに、私は当時働いていたサロンにもLINE公式アカウントを取り入れました。

最初から完璧にできたわけではありません。

どんなメッセージならお客様に喜んでもらえるのか。
どのタイミングならしつこく感じられないのか。
予約につながりやすい導線はどんな形なのか。

かなり試行錯誤しました。

私は凝り性なところがあるので、他のお店の良い部分を参考にしながらも、そのまま真似するのではなく、働いていたサロンのお客様に合うLINE運用を考えていきました。

たとえば、来店後のフォローを入れたり、季節のお疲れに合わせた内容を配信したり、予約につながりやすい案内の仕方を整えたりしました。

大切にしたのは、お客様にとって負担にならないことです。

LINEは便利なツールですが、使い方を間違えるとブロックされやすくなります。
だからこそ、ただ配信回数を増やすのではなく、「この内容ならお客様にとって役に立つかな」「このタイミングなら自然に受け取ってもらえるかな」と考えながら運用していました。

結果、LINE経由のお客様が増え、リピーター率も上がった

LINE運用を続けていくうちに、LINEから予約してくださるお客様が少しずつ増えていきました。
特に変化を感じたのは、すでに来店したことのあるお客様からの反応です。

来店後のフォローをきっかけに返信をいただいたり、配信を見て予約してくださったり、空き状況のお知らせから再来店につながったりすることが増えました。

その結果、サロン全体のリピーター率も大きく上がりました。
LINE運用によってお客様との接点が増えたことで、「また行きたい」と思っていたお客様が、実際に予約しやすくなったのだと思います。

そして、その成果が評価され、お店からインセンティブをいただくこともできました。
もちろん、LINEだけですべてが変わったわけではありません。
技術、接客、店内の雰囲気、カウンセリングなど、サロンとしての土台があってこそです。

でも、その土台を一度体験してくれたお客様に、もう一度思い出してもらうための仕組みとして、LINEはとても効果的でした。

ただし、新規のお客様の母数は大きく変わらなかった

一方で、LINEを取り入れたからといって、新規のお客様の母数が大きく増えたわけではありませんでした。
ここは、サロンでLINE運用を始める前に知っておいた方が良い部分です。

LINE公式アカウントを作ったからといって、ホットペッパーのように新規のお客様が検索して見つけてくれるわけではありません。

実際、私が働いていたサロンでも、LINEで検索して新しく来店する人は少なかったです。
増えたのは、主にすでに来店したことがあるお客様や、何かしらのきっかけでお店を知ってLINE登録してくれたお客様からの予約でした。

つまり、LINEは新規集客の入口というより、来店後の関係づくりや再来店につなげるための場所として力を発揮します。

だからこそ、LINE運用に期待する役割を間違えないことが大切です。

「LINEを始めれば新規がどんどん増える」と考えるよりも、「来てくれたお客様に忘れられない仕組みを作る」と考えた方が、サロンでは成果につながりやすいです。

私自身、この経験から、LINEはリピーターづくりにとても強いツールだと実感しました。

サロンの魅力を一度知ってくれたお客様と、無理なくつながり続ける。
その積み重ねが、再来店につながります。

LINE運用で目指すのは「忘れられないサロン」になること

サロンのLINE運用で目指したいのは、毎回強く予約を促すことではありません。

大切なのは、お客様が疲れを感じたときや、そろそろ身体を整えたいと思ったときに、自然と思い出してもらえるサロンになることです。

リラクゼーションサロンやヘッドスパは、お客様にとって「今すぐ行かないと困るもの」ではない場合も多いです。

肩がつらい。
目が疲れている。
頭が重い。
最近よく眠れない。

そう感じていても、忙しい日々の中で予約を後回しにしてしまう方は少なくありません。
だからこそ、LINEで定期的に自然な接点を持つことが大切です。

来店後のフォローや、季節に合わせたセルフケア、空き状況のお知らせなどが届くことで、お客様はふとサロンのことを思い出します。

「あ、そろそろ行きたいかも」
「最近疲れていたし、予約しようかな」
「前回楽になったから、またお願いしようかな」

このように思い出してもらえる回数が増えるほど、再来店のきっかけも増えていきます。

LINE運用は、お客様に忘れられないための仕組みづくりです。

リピーター対策は、売り込みよりも思い出してもらうことが大切

リピーターを増やそうとすると、ついキャンペーンや割引のお知らせをたくさん送りたくなるかもしれません。

もちろん、キャンペーンがきっかけで予約につながることもあります。
ただ、毎回割引や売り込みばかりになると、お客様に「また宣伝が来た」と思われてしまう可能性もあります。

リピーター対策で本当に大切なのは、売り込み続けることではなく、良いタイミングで思い出してもらうことです。

ポイントは、予約を強く迫るのではなく、お客様の状態に寄り添うことです。

「疲れていたら、また来てくださいね」
「無理せず休む時間を作ってくださいね」

という雰囲気が伝わるLINEは、リピーターさんにとって受け取りやすい配信になります。

売り込みではなく、思い出してもらう。
この考え方でLINEを使うと、サロンらしいやさしい関係づくりができます。

リピーターが増えると、予約も売上も安定しやすくなる

サロン経営では、新規集客ももちろん大切です。

ただ、新規のお客様だけに頼り続けると、毎月の予約が不安定になりやすくなります。

広告を出し続けないと予約が入らない。
ポータルサイトの掲載順位に左右される。
新規クーポン目的のお客様が多く、次回につながりにくい。

このような状態が続くと、サロン経営はどうしても疲れやすくなります。

一方で、リピーターさんが増えると、予約の見通しが立ちやすくなります。

「このお客様はだいたい月1回くらい来てくださる」
「この方は疲れがたまると2ヶ月に1回予約してくださる」
「この時期になると、いつも来店される方がいる」

このように、再来店してくれるお客様が増えるほど、売上も安定しやすくなります。
LINE運用は、このリピーターさんとの接点を作るために役立ちます。

一度来てくれたお客様に、また思い出してもらう。
前回の満足感を忘れないうちに、次の来店につなげる。
お客様の疲れや悩みに合わせて、必要な情報を届ける。

この積み重ねが、サロンの安定につながっていきます。

LINE運用は小規模サロンほど相性が良い

LINE運用は、特に個人サロンや小規模サロンと相性が良いです。
大きな広告費をかけにくいサロンほど、すでに来てくれたお客様との関係を大切にすることが重要になります。

新規のお客様を増やすことばかりに力を入れると、広告費やポータルサイトの費用が負担になることもあります。

もちろん、新規集客の入口は必要です。
でも、来店してくれたお客様がリピーターにならなければ、いつまでも新規集客に追われ続けてしまいます。

小規模サロンが安定していくためには、

「一度来てくれたお客様に、もう一度来てもらう」
「忘れられないように、自然な接点を持ち続ける」
「お客様との関係を少しずつ深めていく」

この流れがとても大切です。

LINEは、そのための仕組みを作りやすいツールです。
来店後のフォロー、予約の案内、セルフケア情報、空き状況のお知らせなどを通して、お客様との関係を続けることができます。

サロンのLINE運用は、ただの配信ではありません。
お客様にまた思い出してもらい、安心して戻ってきてもらうためのリピーターづくりです。

だからこそ、LINEはサロンの新規集客よりも、リピーター対策として取り入れる方が効果を感じやすいのです。

まとめ LINE運用はサロンのリピーターづくりに強い味方になる

サロンのLINE運用は、ホットペッパーのように新規のお客様に見つけてもらうための媒体ではありません。

LINE公式アカウントを作っただけで、知らないお客様が検索して来店してくれるわけではないため、新規集客の入口として考えると、思ったような結果につながらないこともあります。

でも、LINEは一度来店してくれたお客様との関係づくりにはとても向いています。

すでにサロンの雰囲気や施術、接客を知ってくれているお客様に、来店後のフォローや役立つ情報、空き状況のお知らせを届けることで、「そういえば、また行きたいな」と思い出してもらいやすくなります。

リピーターさんは、すでにお店の魅力を体験してくれているお客様です。
だからこそ、LINEで自然な接点を持つことで、再来店のきっかけを作りやすくなります。

私自身も、働いていたサロンでLINE運用を取り入れたことで、LINEから予約してくださるお客様が増え、リピーター率も大きく上がりました。

一方で、新規のお客様の母数が大きく増えたわけではありません。

この経験からも、LINEは新規集客のためというより、来てくれたお客様に忘れられないためのリピーター対策として使う方が、サロンでは効果を感じやすいと感じています。

サロン経営を安定させるには、新規のお客様を集めることだけでなく、一度来てくれたお客様にまた戻ってきてもらう仕組みが大切です。

そのために、LINEはとても心強いツールになります。

りっちゃん

LINE運用をこれから始めたい方は、まずは全体像を知ってから、自分のサロンに合う使い方を考えてみてください

この記事を書いた人

ボディセラピスト2年、ヘッドスパ二スト5年の経験を持ち、延べ3千人以上を施術。一方、経営に苦しみ閉店するサロンを多く見てきました。

その経験から、施術者としての専門性に加え、サロン経営や集客の本質を研究。現在はセラピストが持つ技術と価値を正しく届け、経営を安定させるための情報発信を行っています。

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