【3択で迷わない】個人サロンのLINE予約システムの選び方と費用

個人サロン向けLINE予約システムの3つの選び方(公式LINE・エルメ・リピッテ)

「LINE予約を楽にしたいだけなのに、調べるほど分からなくなってきた…」
そんなふうに、手が止まっていませんか?

結論からお伝えすると、個人サロンで比べるのは、公式LINEアカウント・エルメ・リピッテの3つで大丈夫です。あとは、今いちばん困っていることに合わせて選ぶだけ。

こぐまちゃん

予約システムを調べたら多すぎて、どれがいいのか全然わからない…

りっちゃん

私も迷いました。でも比べるのは3つで大丈夫ですよ。今の困りごとから選べば決まります

私がはじめてエルメを使ったのは、スタッフ約10人のサロンで、店長代理のような立場で運営を手伝っていた頃でした。その後、副業で始めたレンタルサロンでも、スタッフが3人になった今のサロンでも、ずっと同じツールを使っています。

この記事でわかること
  • 公式LINE・エルメ・リピッテの違い
  • 公式LINEだけで十分な時期
  • 外部ツールを入れるべき6つのサイン
  • ホットペッパーと併用する時の選び方
  • LINE公式も含めた月額の総額
目次

個人サロンのLINE予約システムは3択

個人サロンのLINE予約システムは3択。公式LINEは友だちが少ない時期の基本、エルメは思い出してもらう仕組み、リピッテは予約を楽にする特化型

個人サロンのLINE予約は、公式LINEアカウント・エルメ・リピッテの3つから選べば十分です。

比較記事を開くと10個以上ずらっと並んでいることもありますが、一人から数人で回すサロンだと、そんなに使いこなせません。機能を持てあましたまま費用だけ増えていくのが、いちばんもったいないところ。

この3つは、できることの多さで選ぶものではないんです。何を楽にしたいかで、向き不向きがはっきり分かれます。

公式LINEは友だちが少ないうちの基本

公式LINEアカウントは、月額0円から始められる土台です。

チャットで予約の相談にのったり、クーポンやショップカードで「また来てくださいね」と伝えたり。最初の一歩としては、これで十分だったりします。

私も友だち登録が少ないうちは問い合わせも少なくて、クーポンを設定できるだけで足りていました。

エルメは思い出してもらう仕組みづくり

エルメ(L Message)は、公式LINEアカウントにつないで使う拡張ツールです。難しそうに聞こえますが、公式LINEの手作業を減らしてくれる相棒のような存在だと思ってください。

お客様ごとにタグが自動でついて、必要な人にだけ配信できたり、来店後のフォローを自動で届けられたり。

私はスタッフ約10人のサロンで使い始めて、副業のレンタルサロン、スタッフ3人の今のサロンでも、そのまま使い続けています。

リピッテは予約を楽にすることに特化

リピッテは、LINEから予約を受けることに特化した予約システムです。

オプションを足すと、ホットペッパービューティーと予約枠を連携して、ダブルブッキングを防げると案内されています。

料金や連携の条件は変わることもあるので、気になったら公式サイトで最新の内容を確認してみてくださいね。

公式LINEエルメリピッテ
月額0円〜0円〜1,980円〜(税別)
初期費用0円0円9,800円(税別)
タグ付け手動(無料は1人1個)自動でつけられる顧客情報で管理
ステップ配信友だち追加が起点来店後の配信も組めるセグメント配信はオプション
LINEで予約完結チャットでのやり取り承認制でも自動確定でも可予約に特化
ホットペッパー連携なしなしオプションで連携

こうして並べてみると、選ぶ基準は機能の多さではなく「何を楽にしたいか」だと分かりますよね。

公式LINEだけで十分な時期

こんなサロンは公式LINEだけでも始めやすい。開業したばかり・一人サロン・予約数は少なめ・低コストで始めたい・個別対応を大切にしたい・予約はホットペッパーや既存サイト

友だちがまだ少ないうちは、公式LINEアカウントだけで十分に回せます。

問い合わせの数もそれほど多くないので手動で追いつきますし、クーポンのような基本の機能だけでも「また来よう」と思ってもらうきっかけは作れるからです。お金をかけずにLINEに慣れる時期、と考えるといいかもしれません。

ここでは、無理にツールを増やさなくていい時期と、見直しのきっかけになるサインをお話ししますね。

問い合わせが少ないうちは手動で回る

友だち登録が少ない時期は、予約のやり取りもぽつぽつです。

1件ずつチャットで日時を決めても、施術の合間でちゃんと返せる範囲に収まります。

りっちゃん

この時期に大事なのは、ツールを増やすことより「LINEに登録してもらう流れ」を作ることですよ

クーポンやステップ配信も使える

意外と知られていないのですが、公式LINEアカウントにもステップ配信はあります。

ただ、配信の起点になるのは友だち追加だけ。「前回の来店から1か月後にご案内する」といった使い方は、公式LINEだけだと難しいんです。

りっちゃん

公式LINEでできることを先に知っておくと、外部ツールが必要かどうか判断しやすくなります

公式LINEアカウントだけでできることは、こちらで詳しくまとめています。

リピーターが伸びないと感じたら見直す

私が外部ツールを考え始めたきっかけは、じつは手間よりも先に「リピーターが思うように伸びないな」と感じたことでした。

配信はしているのに、再来店につながらない。もやもやしたまま運用を見直したときに出会ったのが、エルメだったんです。

リピーターが伸びないと感じた時が、LINE運用を見直すサイン。そう思って、今のやり方を眺めてみてください。

外部ツールを入れるべき6つのサイン

外部ツールを入れるべき6つのサイン。返信忘れ、友だち200人超え、配信を半自動化したい時が見直しどき

次の6つのサインが出てきたら、外部ツールで予約や配信を半自動化する時期です。

公式LINEアカウントで手作業を続けていると、友だちが増えるほど、LINEの返信に追われる時間が増えていきます。施術の合間にたまった返信を片づけて、休憩時間もスマホとにらめっこ。気づけば1日中LINEが気になっている、なんてことにもなりがちです。

私が実際につまずいた場面と、前の職場で一緒だった同僚(今は自分でサロンを開業しています)に伝えている基準を、そのまま紹介しますね。

タグを手動でつけきれない

公式LINEアカウントのタグは、一人ずつ手動でつける仕組みです。しかも無料で使える範囲だと、1人に1個まで。

正直に言うと、私はこれが面倒で、だんだんつけなくなっていきました。

その結果どうなったかというと、お客様を絞って配信することができなくなってしまったんです。

1回の配信で無料の通数がなくなる

公式LINEアカウントの無料プランは、配信できるのが月200通まで。通数は「送った回数×送った友だちの数」で数えます。

友だちが190人ほどになっていた頃、私は全員に一斉配信をして、たった1回で月の無料枠をほとんど使い切ってしまいました。

この時は、スタッフが約10人いるサロンで、店長代理のような立場で手伝っていた頃でした。一人サロンでも、友だちが増えれば同じことが起きます。

こぐまちゃん

1回配信しただけで、その月はもう送れないってことですか…?

りっちゃん

そうなんです。だから絞り込んで送れるようにしておくと、通数のムダが減りますよ

同僚に伝えた6つのサイン

前職の同僚で、今は自分のサロンを開業している人から集客の相談を受けたときには、次の6つのどれかに当てはまったら外部ツールを考えてみて、と伝えました。

  • 施術に支障が出るくらい手間が増えてきた
  • やることが多すぎて返信を忘れてしまう
  • 友だちが200人を超えてきた
  • 配信を半自動化したい
  • 配信内容を人によって変えたい
  • 予約を半自動化したい

当てはまる数が多いほど、早めに整えたほうがラクになります。全部を自動にしなくて大丈夫。半自動で十分です。

エルメを選んだ理由と変わったこと

私がエルメを選んだのは、使い切れる機能で、少ない経費のまま手間を減らせそうだと思えたからです。

多機能なツールは、月に送る配信の数から考えるとどうしても高く感じましたし、正直なところ使い切る自信もありませんでした。手間を減らしたいだけなのに、覚えることが増えたら本末転倒ですよね。

ここでは、選んだときの基準と、使ってみて変わったことをお話しします。

月の配信数と使い切れる機能で比べた

比べているときに引っかかったのは、機能の多さではなく費用でした。

Lステップのようなツールは料金がかかりますし、私には使わない機能もたくさんあるように見えたんです。

目的は「手間をなるべく少ない経費で減らす」こと。それだけだったので、費用と必要な機能を見てエルメに決めました。今も使っていて、不便を感じたことはありません。

フリーでもタグとステップ配信が使える

エルメはフリープランのままでも、タグ管理とステップ配信、それに予約の受付まで使えます。

私はお悩みごとにタグが自動でつくようにして、必要な人にだけ届けられるようにしました。

エルメの管理画面のタグ一覧。お悩み_肩こり、お悩み_首こりなどのタグが並んでいる
お悩みごとに分けたタグの一覧(エルメの管理画面)

流入先がわかり次の一手が見えた

使い始めた当初は「ホットペッパーと連携できないのは辛いな」と思っていました。予約のほとんどがホットペッパー経由だったからです。

ところが使ってみたら、予約よりも配信やタグの付け方、どこから登録してもらえたのかが分かることのほうが、ずっと役に立ちました。

「ここにもっと力を入れれば、もっと知ってもらえるんだ」と見えてくる。これが私にとって、いちばん大きな変化でした。

大変だったのは予約とステップ配信の構築

正直に書くと、最初の設定はそれなりに大変です。

特に手こずったのが、予約の仕組みと、来店後から1か月かけて届くステップ配信の組み立て。シフトの入力などは、そこまで身構えなくても大丈夫でした。

気になった方は、まずフリープランでどんな画面なのかを見てみると想像しやすいですよ。

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ホットペッパーと併用する時の選び方

エルメが向いてるサロンと向いてないサロン。向いてるのはLINEのやりとりが増えた・リピーターを育てたいサロン、向いてないのはホットペッパーとの連携を探している・新規のお客様が欲しいサロン

ホットペッパービューティーと併用するなら、思い出してもらう仕組みを作りたい方はエルメ、予約の管理をまとめたい方はリピッテが向いています。

エルメはホットペッパーと連携できませんが、リピッテはオプションで予約枠を連携できるからです。同じLINE予約でも、併用したときの手間がここで変わってきます。

私が併用していた頃の工夫も含めて、順番にお話ししますね。

エルメは承認制と締め切りで工夫した

当時の私は、エルメの予約をリクエスト制にしていました。お客様が希望を送った時点ではまだ確定せず、こちらが承認して決まる形です。

あわせて当日予約は3時間前で締め切り、ホットペッパーに予約が入ったらエルメの枠を閉じる。この2つで、ダブルブッキングをなるべく防いでいました。

エルメの予約設定画面。予約の全承認とリクエスト制を切り替える項目が表示されている
リクエスト制はエルメの予約設定から切り替えられる

ポータルサイトと併用するときの注意点は、こちらで詳しくまとめています。

当時は連携できる方法が見つからなかった

予約だけでも楽になればと探したのですが、当時はホットペッパーと連携できるものを見つけられませんでした。

その分は手動で補うしかなくて、最初は物足りなさもありました。それでも予約の連携より、配信と分析のほうが結果につながったというのが、振り返っての実感です。

りっちゃん

連携できない…と落ち込んでいたのに、結果としては選んでよかったと思っています

予約を連携したいならリピッテ

今は、ホットペッパーと予約枠を連携できるリピッテという選択肢もあります。

公式サイトでは、大手予約サイト連携のオプション(個人利用は月1,000円・税別)で予約枠を自動調整し、ダブルブッキングを防げると案内されています。

連携するとどう変わるのかは、こちらにまとめました。

月額はLINE公式との総額で比べる

LINE予約システムの月額はツール料金とLINE公式アカウントの月額を合わせた総額で比べる

費用を比べるときは、ツールの料金だけでなく、公式LINEアカウントの月額も足した総額で見てください。

どのツールを使っても、お客様に届く配信は公式LINEアカウントの通数を使うからです。ツール代が安くても、配信が増えれば公式LINE側の料金が上がることもあります。

3つの料金を整理してから、私が実際にかけていた金額もお伝えしますね。

LINE公式アカウントの料金と通数

公式LINEアカウントの料金は、3つのプランに分かれています。

プラン月額(税別)無料メッセージ
コミュニケーション0円200通
ライト5,000円5,000通
スタンダード15,000円30,000通

チャットの返信やあいさつメッセージは通数に数えません。数えるのは一斉配信やステップ配信です。

エルメはフリーとスタンダード

エルメはフリープランが0円、スタンダードプランが月10,780円(税込)。

私はフリープランのまま、タグ付けと配信、予約の受付まで使っていました。

プランごとの違いと、どこから有料を考えるかは料金の記事にまとめています。

リピッテは基本料金とオプション

リピッテは、1人で運営するサロン向けの個人利用が月1,980円、スタッフ2名以上の店舗利用が月7,980円です(いずれも税別)。

カルテやホットペッパー連携などは、それぞれ月1,000円からのオプション。初期費用は9,800円かかります。

必要なオプションを含めた総額は、料金の記事で計算しました。

手伝っていたサロンは月5,000円

私が店長代理のような立場で手伝っていたサロンは、公式LINEアカウントのライトプランとエルメのフリープランで、月5,000円でした。

この5,000円、節約のための出費ではありません。

配信から来てくださるお客様が増えて、リピーターが来てくれる頻度が上がり、売上につながったという実感があります。

結局どれを選ぶか状況別の結論

状況別の結論。まだ困っていないなら公式LINE、思い出してもらう仕組みならエルメ、予約だけ楽にしたいならリピッテ

結局のところ、今の困りごとで選べば迷いません。

3つとも良いツールですし、正直に言えばエルメもリピッテもおすすめです。分かれ目は機能の差ではなく、何を楽にしたいかという目的のほう。

思い出してもらう仕組みならエルメ、予約だけ楽にしたいならリピッテ。あなたのサロンがどれに近いか、3つの状況で確かめてみてください。

まだ困っていないなら公式LINE

6つのサインがどれも当てはまらないなら、公式LINEアカウントのままで大丈夫です。

この時期は、LINEに登録してもらう流れを整えるほうが、再来店につながります。

りっちゃん

背伸びしてツールを入れるより、今できることを続けるほうが結果は出ますよ

思い出してもらう仕組みならエルメ

配信を人によって変えたい、来店後のフォローを自動で届けたい。そんな目的なら、エルメが向いています。

お客様に思い出してもらう仕組みを作りやすいですし、フリープランから試せるので、合わなければやめられるのも気楽なところ。

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予約だけ楽にしたいならリピッテ

機械の操作がとても苦手で、とにかく予約だけを楽にしたい。そんな場合は、リピッテのほうが合うと思います。

ホットペッパーと予約枠を連携できる点も、併用しているサロンには心強いはずです。

無料トライアルがあるので、実際の予約画面を見てから決められますよ。

\最大1ヶ月無料トライアル実施中/

料金を公式サイトで確認する!

LINE予約システムのよくある質問

最後に、個人サロンのLINE予約システムでよく聞かれることをまとめました。

迷いやすいところだけを選びましたので、気になる項目から読んでみてください。ここまでの内容とあわせて読むと、自分のサロンに必要なものが見えてくるはずです。

公式LINEだけで予約は受けられる?

チャットでのやり取りなら、公式LINEアカウントだけでも予約を受けられますよ。

ただ、空き枠を見せて自動で確定させるような予約管理の機能はないので、日時の調整は手作業になります。

エルメは無料でどこまで使える?

フリープランのままでも、タグ管理・ステップ配信・予約の受付・どこから登録されたかの分析まで使えます。

リッチメニューは2つまで、フォームは3つまでといった上限があるので、足りなくなってから有料プランを考えれば大丈夫です。

どんなことができるのかを先に知りたい方は、機能をまとめた記事をのぞいてみてください。

ホットペッパーと一緒に使える?

どちらのツールも併用はできますが、予約枠の扱いが変わります。

エルメは連携できないためリクエスト制などの工夫が必要で、リピッテはオプションで予約枠を連携できると案内されていました。

スタッフが増えても使える?

使えます。私はスタッフ約10人のサロンを手伝っていた頃も、今のスタッフ3人のサロンでもエルメを使ってきました。

リピッテはスタッフ2名以上だと、店舗利用のプラン(月7,980円・税別)になります。

友だち何人から外部ツールを考える?

目安は200人前後です。

私は190人ほどの時に、1回の一斉配信で無料の通数をほとんど使い切りました。人数よりも、手が回らなくなってきた感覚のほうを大事にしてくださいね。

Lステップとの違いは?

Lステップは多機能な分、費用も高くなります。

私は使い切れないと判断してエルメを選びました。違いはこちらの記事で比べています。

まとめ

個人サロンのLINE予約システムは、たくさん比べるより、今の困りごとで3つから選ぶのがいちばん近道です。

この記事の振り返り
  • 友だちが少ないうちは公式LINEで十分
  • 6つのサインが出たら半自動化を考える
  • 思い出してもらう仕組みならエルメ
  • 予約だけ楽にしたいならリピッテ
  • 費用はLINE公式との総額で比べる

もし今、どれにするか決めきれないなら、まずはエルメのフリープランでタグを1つ自動でつけるところから試してみてください。お金をかけずに、配信の手応えが変わるかどうかを確かめられます。

それぞれのツールをもっと詳しく知りたい方は、こちらもあわせてどうぞ。

りっちゃん

完璧な仕組みじゃなくて大丈夫。今いちばんしんどい作業から、ひとつずつ手放していきましょう

この記事を書いた人

ボディセラピスト2年、ヘッドスパ二スト5年の経験を持ち、延べ3千人以上を施術。一方、経営に苦しみ閉店するサロンを多く見てきました。

その経験から、施術者としての専門性に加え、サロン経営や集客の本質を研究。現在はセラピストが持つ技術と価値を正しく届け、経営を安定させるための情報発信を行っています。

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